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ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

頑張った!田植え直前

2025-05-23 16:28:39 | 米つくり
4日後だ、田植え。
ゆとりだぜ、って言いたいところだが、
前日に県民芸術祭の授賞式が入っちまてるんでね、辛い、辛い!
よっぽど準備整えておかんことにゃ、1日で終わらせられない。

小作人さんたちも、貴重な休日を利用して駆けつけてくれるんだし、息子も手伝いに来るっことだし、みんな、気持ちよく田植え済ませられるように、あれもこれもやっておかなくっちゃ。

小作人さんたちの田んぼ2枚はすでに代掻き済ませ、水を湛えた状態でスタンバイしてる。残り、地元のお仲間お二人の田と我が家の大小それぞれ2枚の田、これの代掻きと畔波シート張り、今日明日でできるかなぁ?

大きな田、2枚の代掻きは、昨日の雨の中で強行しておいた、これはよかった。ただし、その夜の菜の花座の稽古、きつかったけど。
その2枚の畔波シートを差し込む作業、これはなんとしても今日中だ。

予報を見れば、午後から雷?だって。そりゃ怖いぜ、よしっ、朝飯食ったらさっそく作業開始だ。

小作人さんが持て余し気味に使ってた、新兵器畔波押し込み器、使いこなしてやろうじゃないの。

田んぼの四隅とか、畔塗り機械が通れなかった箇所は、これは従来通り掘って手のひらに全体重かけて押し込むしかないだろう。
畔塗り終わってる長い畔なら、押し込み器、力発揮るんじゃねえか、って前日から脳内シミュレーション繰り返して、どうだ、この方法なら?

まずシートの端を押し込むだろ、次に巻いてあるシートをえいやっと転がして広げてしまう。畔に沿うように田に入れたら、ところどころ、軽く押して畔を背に寄り掛かるように置く。

さぁ、新兵器の出番だぜ!

押し込み器をシートの上部に当て、力を込めて差し込む。おぅ!さくっと入ったじゃないか。



いちい膝をついて手で押し込む必要ないぞ。



これは楽だ。以前なら、40cmごとに押し込み、いざって次の40cm、さらにいざって・・・と膝まついた姿勢でぐるっと1周、160mを進まなけりゃならず、田1枚半日仕事だったんだ。これが1枚、2時間弱済んだ。すげぇ!

いやいや、2時間弱てのは、暑さのせいなんだ。
多分、30度超え!?
陽ざしは完全に真夏!!
ドライ仕様で水分補給不要の俺だが、とても、とても!

熱中症崖っぷち!
何度も水場に向かい、木陰でアイスを舐めて、家に戻って梅ジュースを飲みして、ぶっ倒れるのを防ぎつつの作業だったからな。

午前に1枚、午後に1枚、なんとかやり通せたぜ。
ビールは冷やしておいたし、もう4時近い、ここらでジジイの勤務時間は終了!と行きたいところだが、堰の水利用の我が家2枚+調整田1枚とIさんとTさんの田んぼ、代掻きしちまわないと。

体も頭もふらふらの状態だが、弱くなって来た陽射と夕風に助けられて、丁寧に代掻き。一番下のTさんの田には水が届かず、止む無し明日だ。

家に戻って、へたり込む。脱水症状一歩手前、すぐにもビールを流し込みたいところだが、待て、苗に水やりしなけりゃならんぞ。7枚の育苗プールを満水にし、活着しかけのサツマイモ苗と播いたいばかりのニンジンに水をやり、
ええーい、我慢できねえ!
ビール片手に水やり作業だ。

なんとかやり終えて、よく頑張った一日!まるで田植え本番なみの働きぶりだった。

あっ、どうしよう、神さん風邪で倒れてんだった。夕飯作りかぁ・・・



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