南陽市立吉野中、全校生徒20名。置農演劇部全員で行ったら、5名オーバーしちゃった。今日は頼まれてワークショップ、午後4時間ほどを楽しく過ごしてきた。
メニューは前回の赤湯中と同じ、基礎トレとダンスとエチュード。ただ、今日は11月の文化祭に向けて実践的な指導が欲しいとのことだったので、ちょっとばかり発声に力を入れた。1時間ほど呼吸と発声の訓練をした後、いよいよお定まりのダンスとエチュードに入った。
テーマは、同じ。探しものは何ですか?井上陽水の『夢の中へ』の唄に合わせた踊りをマスターしてから、それにちなむショートショートを作る。4つのグループに分かれたので、置農生6名と吉野中生徒5名という割合。ちょうどいいところかな。
置農生がリードして、ちょっとした寸劇を考えて、発表した。生徒たちが考えたのはポケモンとかエヴァンゲリオンだとかのアニメもの、うーん、僕としてはお手上げだった。
でも、みんな楽しそうに取り組んでいたのがとってもよかったな。置農の生徒も自信をもってリードしていたし、吉野中生も真面目に、恥ずかしがらずに取り組んでいた。
今回のワークショップ、どんだけ役に立ったかはわからないけれど、中学生と高校生が楽しく過ごせたってことが正解だろな。置農生、吉野中生、どちらにっとても。忘れられない時間となったのではあるまいか。
それにしても、このブログを見て、計画を思いつき、企画を立て、連絡調整をすませて、この日の学校あげてのワークショップの実現までこぎ着けた小林先生の力は大きい。小学校や中学校で、演劇が子どもたちを育てる、という信念に突き動かされて、様々な制限を乗り越えつつ活動している小林先生のような人たち、このような人たちのひたむきな思いが、地域の演劇を支えていくってことなんだろう。
孤立無援の中で、無我夢中で頑張ってる先生たち、いつでも応援するからね。いつでも手伝いするからね。演劇の可能性を信じて頑張ろう。
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