うん、確かに、政治に関心持つ若者増えてるよなぁ。
山本太郎のおしゃべり会なんかでも、必ず質問するものね、若い奴。
良いことだよぉ、まずは政治と自分の暮らし密接に絡まってるってこと理解したり直感したりすることから始まるもの。気づいたら発言する、それが大事。
自民党の森元首相の思惑、「投票行かずに寝ててくれた方が・・・」なんてふざけた愚民思想ぶっ飛ばしてやらにゃね。
で、けっこう知識豊富で鋭い質問したりするのさ、若い奴ら。
これって、SNSの効果大きいよね、きっと。ユーチューブとかインスタとかTikTokとか。
以前のような、政治ネタはタブー、話しすれば浮く、なんてことじわじわと減って来てるのかも。学校によっちゃ、各党の代表から話し聞いて、模擬投票したり、課題研究なんかで、政党の主張を調べて問題点指摘したりしてるそうだ。まっ、先駆的学校だろうけど。
未だにブラック校則でもめ続けてたり、障害理由に不合格にしたりする学校があるようだから、学校って特殊社会が生まれ変わったってわけじゃないだろう。
それでも、動画の威力は大きい。中学生どころか、小学生までもが候補者を見知ってたりするんだから。
知識をどんどん取り込んでるのは、悪かないんだけど、ほら、TikTokとか、ユーチューブでもショート動画なんか、やたら短いだろ。上っ面きれいに仕上げた動画とか、聞き心地のよいコピーとかで分かった気になっちまうって不安もないわけじゃない。
特に、有権者の気持ちを素早く先取りして公約に反映して行く、変わり身の早い政党あるだろ、国民民主とか参政党とか石丸新党とか。人気なんだよなぁ、キャッチ―な政党。
例えば、「手取りを増やす」とか、「日本人ファースト」とか、するっと耳に入って来る宣伝文句は要注意だよな。ほんとかよ?って疑り深さが必要だし、裏側にどんな鎧隠してるかも見通さないと。政治にお目覚めの若い衆、知った気になるって禁物よ、よっぽど気を付けないと。
お前だってそうだろ、そう、それそれ。

原発推進とか、緊急事態条項賛成とか、軍備増強とか、社会福祉削減とか、口に入れば嚙み砕き難い主張が実はメインディッシュだったりもする。中には、明治憲法復活!徴兵制復活!なんて劇薬も盛り込まれていたりする。
おっ、今、Xから、「ドローン部隊作ってプロゲーマーに戦闘させる」なんて世迷い事が流れて来た。国防にミサイル装備の原子力潜水艦を20艘作って四六時中海底から敵国狙う、その基地は佐渡島を独立国にして、・・・ってこれも参政党神谷宗幣!
マンガジャンキーやゲームオタクに政治任せちゃダメだよ。
見ばよく盛られた前菜やデザートに騙されないように、ってこれが情報リテラシーの初歩ってやつなんだけど、なかなか身に付きにくいんだよねぇ、SNSは勝手にアルゴリズムってので余計なお節介してくるだろ。見たいもの、聞きたい話しばっかり送りつけて来るから、のほほんと情報の洪水に浮かんでると、どこに流されるか知れないぜ。
あっ、これは若い奴らに限ったことじゃなかった。
今の時代、だれもが気を付けなくっちゃならない課題だった。
選挙戦も序盤から中盤へ、しっかり見極めようよね、衣の裏側の鎧や見た目に隠された毒薬を!