ステージおきたま

無農薬百姓33年
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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

遅いよ朝日。でも、ガンバレ!

2022-12-17 11:21:40 | 世の中へ
おっ、朝日の紙面が変わった!
「反撃能力」って言葉使わず「敵基地攻撃能力」と、ズバリ!しかも1面トップだぜ。
すぐ横に「熟議・説明なし 将来に禍根」と安保3文書閣議決定への批判を載せた。
さらに、2面には「骨抜きの専守防衛」と来た。
そうそう、政府は専守防衛に変わりなし、なんて言ってるけど、敵国が攻撃に<着手>した時点でミサイル発射できること、全然否定しちゃいない。これって、相手から見れば先制攻撃だよな。
さらに3面まで使って「撃たれる前に反撃」の記事でそのあたりも解説してある。ついでにNISA拡充で格差拡大、富裕層優遇の税制措置についても、ダメ押しで、
おいおい、朝日、これまでの曖昧な姿勢はどうしたの?
なぁんて茶化したりしないぜ。確かに、遅いのは遅い!
ここに至るまでにもっと大々的に反撃能力って敵基地攻撃能力なんだってその危険性、取り上げて欲しかった。言葉遊びで誤魔化すなって批判して欲しかった。これまでの防衛方針の大転換なんだ、これでいいのか皆の衆?って読者にどんどん問いかけて欲しかった。
が、まぁ、いい、許そう。
新聞購読はしばらく続けるよ。この姿勢を貫いてくれるならね。
だがなぁ、社会面覗いてみると、街中の声で両論併記、って言うより、防衛力拡充賛成、あるいは止む無しの声の方が多いじゃないか。
そりゃ今の世論の大筋はそうかもしれない。
だけど、そいつは、新聞、テレビなんかの大手メディアがそういう方向に引っ張って来たからだろ。防衛の基本はどうあるべきか、って問題の本質を伝えずに、国債発行か増税かとか、財源問題ばっかり取り上げて来たからなんじゃねえかよ。政府与党の議論がすべてみたいな扱いしてきたからだろうが。どの金で賄うか?なんて議論は、その支出はもはや前提ってことにしてたってことだぜ。車買う必要あるかどうか考えるのすっ飛ばして、いろんな車のカタログ見比べてるようなもんだぜ。
ここで一歩踏みとどまった朝日、この先まだまだ危なっかしいぜ。すでにミサイルありきの世情作っちまってるからな。たとえ少数であっても、異論、正論、反論、言い分を折れずに主張して行けるかどうか?ここからだぜ、しっかり見てるからな。
かつてのアジア太平洋戦争を太鼓叩いて煽りたてた苦い経験、思い出してくれよ。民衆が熱狂して、新聞売れるからって、戦地情報書きまくって大儲けした、あの過ちを心にしっかり引き戻してくれよ、なっ、朝日。
NHKもう一線超えちまってんだからさ。

コメント
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