ステージおきたま

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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

地賄いの音楽劇を!菜の花座次回公演『ガード下★魔女は踊る』

2018-09-26 09:23:53 | 菜の花座

 『ガード下★魔女は踊る』書き続けてるぜ。すでに20000字を超えた。でも、まだ折り返し点に達していない。この調子だとまたまたまた、3時間ものか?!恐ろしい!って役者の声が聞こえて来る。こっちもそれ以上に恐ろしい。この長編を2か月半って短期間で仕上げるわけだもの。

 なんせ出演者が多い。出す以上は、ちょい役はねえよな!ってサービス精神が働いて、それぞれに物語を作ってしまう。だから、だらだらと長くなっちまうんだ。うーん、これは問題だ。が、みなが活躍!これが菜の花座の良さだしなぁ。

 やたらと書きなぐってるってことより問題なのは、音楽どうする?ってことだ。前回の『予兆 女たちの昭和序奏』はちょっとお堅い内容で、皆して歌い踊るってわけにゃいかなかった。だとすりゃ、今回は楽しく面白く歌も踊りも!で行きたい。いつまでも既成の楽曲に頼ってるんじゃ、進歩がないもの。やっぱりここはオリジナルだぜ。それも、できれば、地元の作曲家に地元のミュージシャンにこだわって行きたい。いずれは地賄いミュージカル!なんてお題目唱えてばかりいたって前にゃ進まない。よしっ、今回はオリジナル楽曲を入れる!決めた!!

 おいおい、いっくら決意したって気張ってみても、引き受け手がいなけりゃ話しにならんのよ。あちこち、作曲家いねかぁ?って声を掛けてみてはいるのだが、演奏はともかく、作曲はねぇ?って答えばかり。昨日は、教えられて川西町のライブにももぐ込んでみた。フレンドリープラザのすぐ隣りの美容室Bluemで、毎月満月の宵にやってる、その名も満月ライブ!

 驚いた!こんな身近なところで、熱狂?!のライブが行われていたなんて!なんと、狭い店内に30名近くの人間がひしめき合って、最後など狂乱のエンディングなんだから。しかも、この催し、続けに続けて10年超!改めて、演劇人間の井の中の蛙ぶりを思い知らされた。

 写真は店主のグループ。ぼけててごめん。なんせ、中古カメラなもんで、持ち主同様、夜は苦手。でも、雰囲気は伝わるかな。

 ただ、こちらの下心は見事に肩透かし、出演者はアコギ抱えたフォーク系が4組(ソロ3人とトリオ1組)と聖飢魔Ⅱのそっくりさんカラオケ!?なるほどこんな芸もありなんだ!それに、キーボードとパソコン駆使したテクノ。自作自演の人ももちろんいたが、劇中の音楽となると、無理だよなぁ。それでも、次の人はどうだ?期待を込めつつ3時間半のライブ、じっと聞き通した。

 残念だったし、正直疲れたが、ああいう空間があって、ああやって歌い騒ぐ人たちの熱狂がある、ってこと知っただけでも有意義だったな。と自ら慰めていたら、翌日、弾き語りの女性が菜の花座の話しに興味ありってことが伝わってきた。うむ、これは、もしかしたら?もしかするかも。

 

 

 

コメント (1)
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