追いこみだ!菜の花座の『カフェバンバ』は25日、置農食育子どもミュージカル『アーダ・コーダと魔女ナンダ』はそれから四日後29日が初演だ。どちらも時間がない。なのにやるべきことは山積みだ。
子どもミュージカルは、試験が終わってようやく今週から本格的な制作にかかった。年々装置もかぶり物も衣装もレベルアップして、装置は裏表のパネルが8枚、かぶり物も10数個、衣装など20点近くを作ることになっている。前年並みってことが我慢できない性格だからどうしても無理に無理を積み上げる形になってしまう。それでもなんとかやり遂げてきたってことは、毎年、毎年の積み上げが効果を発揮して、全体の技術的な質が向上しているってことだ。
しかし、こんな無茶が押し通せるのも、高校生ならではだ。試験明けからは、連日朝9時から夕方6時までのフルタイム操業を続けている。せっかく休みになったって言うのに、毎日いつも通りの登下校、それでも文句を言わずに頑張っている。まずは基礎トレ1時間、その後役割に分かれて物作り、最後は全員が集まって歌の稽古、ざっとこんなハードなスケジュールで頑張っている。決して楽ではないが、29日の初演はなんとか間に合うことだろう。いや、当然、間に合わせなくちゃなんない。いざとなったら、夜だってあるし。
一方の菜の花座だ。まず全員が集まった日が未だにない。昨日は最初の通し稽古ってことだったが、結局、夜勤やら残業やらで3名が欠席、出てきた役者も2人が体調不良ということで、通しどころか、部分稽古さえままならなかった。出てくるのが当たり前の高校演劇からはとても考えられない惨状だ。こんな調子でいくと、またまた台本は面白いけど、稽古不足!って評が投げつけられるかもな。どうすりゃいいの?
こんなだらしない状況ではあるけれど、一人一人が多忙な実生活をやりくり算段して集まってくる、そのことの意義は忘れてはならないだろう。仕事を終えて、1日の疲れを自宅でやれやれと癒したい!そこを自分にむち打って稽古に集まってくる団員たち。その心意気を忘れてはならないだろう。アマチュア演劇は厳しい。十数人の人間が貴重な時間を振り向けつつ作る舞台は拙くとも輝いている。でも、それは観客にはわからない。見る側にとっては、舞台で演じられるものがすべてだ。セリフを噛めば、なんだだらしない。間延びしたなら、やれやれ稽古が足りないよ!こっちは金と時間を払ってんだから、とこうなる。この痛烈な目に晒されるからこそ、やり甲斐もある。そう、だから、やってやる!と、決意を固めつつ、明後日からは一週間すべて稽古日となる。さてさて、この追いこみ、どこまで効を奏することやら。
子どもミュージカルは、試験が終わってようやく今週から本格的な制作にかかった。年々装置もかぶり物も衣装もレベルアップして、装置は裏表のパネルが8枚、かぶり物も10数個、衣装など20点近くを作ることになっている。前年並みってことが我慢できない性格だからどうしても無理に無理を積み上げる形になってしまう。それでもなんとかやり遂げてきたってことは、毎年、毎年の積み上げが効果を発揮して、全体の技術的な質が向上しているってことだ。
しかし、こんな無茶が押し通せるのも、高校生ならではだ。試験明けからは、連日朝9時から夕方6時までのフルタイム操業を続けている。せっかく休みになったって言うのに、毎日いつも通りの登下校、それでも文句を言わずに頑張っている。まずは基礎トレ1時間、その後役割に分かれて物作り、最後は全員が集まって歌の稽古、ざっとこんなハードなスケジュールで頑張っている。決して楽ではないが、29日の初演はなんとか間に合うことだろう。いや、当然、間に合わせなくちゃなんない。いざとなったら、夜だってあるし。
一方の菜の花座だ。まず全員が集まった日が未だにない。昨日は最初の通し稽古ってことだったが、結局、夜勤やら残業やらで3名が欠席、出てきた役者も2人が体調不良ということで、通しどころか、部分稽古さえままならなかった。出てくるのが当たり前の高校演劇からはとても考えられない惨状だ。こんな調子でいくと、またまた台本は面白いけど、稽古不足!って評が投げつけられるかもな。どうすりゃいいの?
こんなだらしない状況ではあるけれど、一人一人が多忙な実生活をやりくり算段して集まってくる、そのことの意義は忘れてはならないだろう。仕事を終えて、1日の疲れを自宅でやれやれと癒したい!そこを自分にむち打って稽古に集まってくる団員たち。その心意気を忘れてはならないだろう。アマチュア演劇は厳しい。十数人の人間が貴重な時間を振り向けつつ作る舞台は拙くとも輝いている。でも、それは観客にはわからない。見る側にとっては、舞台で演じられるものがすべてだ。セリフを噛めば、なんだだらしない。間延びしたなら、やれやれ稽古が足りないよ!こっちは金と時間を払ってんだから、とこうなる。この痛烈な目に晒されるからこそ、やり甲斐もある。そう、だから、やってやる!と、決意を固めつつ、明後日からは一週間すべて稽古日となる。さてさて、この追いこみ、どこまで効を奏することやら。