ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

だって、ニューバージョン!見て欲しいじゃないか。

2007-12-04 23:50:10 | 演劇

 本番を明後日に控え、もう、今日がぎりぎりリミットだった。『どんがら山奇譚』の伴奏を変えたんだ。地区大会から言われていた、ピアノじゃ固いって評をまっすぐに受け止めて、キーボードで新しい伴奏を作ってもらうことになっていた。

 本当は、一週間前に録音を終えているはずだった。でも、いろいろあるもんだよ。録音エンジニアを御願いしている役場のKさんが、突如の入院!仕方ない、新しい録音は東北大会にとっっておいて、今回の東北大会激励公演は、旧バージョンで行くしかないか、でも、もしかしたら、と、連絡を取ってみたら、なんと、Kさん、今日から出勤してるって言うじゃないか!!もう、心を鬼にして、御願い!今日録って!!ごめん!ほんと、罪だよな、退院早々のの人にね。

 まあ、僕の心積もりでは、今回は、伴奏だけで生徒の歌は入らないから、かーるく、1時間もあれば終わるって思っていたんだ、正直なところ。ところがね、作曲担当の土井先生が、もーっ、思い入れたっぷりだったんだ。一曲一曲、音を変え、音を次々と重ねて、凝るは凝るは!!5時半に始めた音録りは、10時になってようやく終了!横で見ていて、ほんとKさんのつらそうなこと。ああ、どうしよう、これが原因でまた、入院なんてことになったら!

 なのに、言ってしまったものね、CDは明日の昼までに上げてください!

  もう、鬼!畜生!!なんて奴なんだ!病み上がりなんだぞ、今日退院してきた人なんだぞ。ううっー、でもね、明日の昼、ってのが、本当に、本当に、ぎりぎりタイムリミットだったんだ。昼までに仕上げてもらえば、その日半日練習して、翌日の本番でなんとか使える。せっかくここまで作ってくれた土井先生の気持ちもある。置農の皆さんが、保護者の皆さんが、卒業生の皆さんが期待してくれてる舞台でしょ。できれば、東北大会で披露するバージョンでやりたかったんだ。そして、Kさんは、きっかりと、約束を守ってくれた。

 そして、今日、生徒たちにCD渡して、練習すること3時間!凄いね、ほぼ、完成一歩手前まで持って行ってくれた。新しい録音で、セリフも加わり、動きも変わったって言うのにね!明日、本番前に特訓すれば、なんとかなる!!

 さあ、明日は本番!いろんな人の様々な思いのこもったこの舞台、絶対!絶対!!成功する、成功するに決まってるよね。

コメント (2)
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