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ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

席が足らない!シニア5期生修了公演

2017-03-27 09:26:19 | シニア演劇

 シニア演劇学校5期生公演、終わった。超満員!!!

 舞台上に客席も作る公演スタイル、お客さんと役者、顔突き合わせるほど近くって、濃密な芝居小屋空間が作れといいんだけど、座席数、あまり増やせないんだよなぁ、そこが問題。当たり前だけど、舞台の上って狭いからね、奥にぎりぎりいっぱい舞台作って、その前に客席設置するわけだが、平台で段差を作っても5列が精一杯、横だってどこまでも広げられるってもんでもんじゃない、1列20席、合計で100席、これが目いっぱいのキャパだ。

 これまでのシニア修了公演だと、置農演劇部員も含めて観客90名くらい、てことは、一般客が75程度、ちょい空席ありってとこだった。今回は、置農生来られないことわかってたし、まっ、入ったとしても90くらい、100席あれば十分!って見込んでいたんだ。

 それがなんと、開演10分前にほぼ満席!慌てて補助椅子を並べる始末。どうにか立ち見は逃れることができたが、両端の席の人たちには、ずいぶん見ずらい思いをさせてしまった。やっぱりねぇ、去年11月の本公演で400以上を動員した人たちだけのことはある。友達、知り合い、今回もたくさんの人たちが見守ってくれたんだ。

 椅子出したり、空席に案内したりのてんてこ舞い、記念すべき満席状態をカメラに収めるのを忘れてしまったので、証拠写真は、客出しの際の列をなすお客さんたち。いかにも実証性不足、残念!

 この後ろにも、握手を求める人たちがずらーっと繋がってるんだ、嘘じゃない。

 予想をはるかに超えて詰め掛けたお客さん、出演者繫がりが多いとは言え、シニア演劇学校ファンって人たちも少しずつ増えてきているってことだろう。シニアの頑張りは、この小さな町、地域に新しい楽しみの場を生み出しつつあるってことだ。地方の文化は女が守る、年寄りが支える!

 肝心の舞台の方は?そりゃ、見事、大成功!その内容は、次回報告するとして、今回の観客の中には、6期生に応募しようかどうか、迷っている人も何人かいたようなので、この温かくも熱気あふれる修了生たちの演技に接して、きっと決断してくれるに違いない。一時は、5期にて終了か?って諦めかけたシニア演劇学校、どうやらこの先も続いて行きそうだよ。

 ちょっぴりくたびれちゃいるが、夢を託して集まってくる人たちがいるんなら、気合いを入れ直してお付き合いさんなねなぁ。新しい出会いっていうご褒美もあることだしな。

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さあ仕込み、さあ、ゲネプロ、さあ・・・

2017-03-25 07:08:34 | シニア演劇

 ほら、晴れた。昨夜の雪も上がって、ばっちり青空!って、今日は天気良くたって意味ないんだよ。明日が本番なんだから。

 コントは一部セリフに不安があるものの、まずは笑ってもらえるレベルに仕上がってきた。各自持ち芸も工夫を凝らし、楽しんでもらえそうだ。思い切ってクロージングダンスまで組み込むことになって、昨日はその初稽古。えっ、初?そう、初。でも大丈夫。提案者がしっかり準備しくれたので、30分ほどでいい感じに仕上がった。本番は、お客さんも巻き込んでにぎやかに踊り終えることができるだろう。

 パンフもできた。贅沢にもカラーコピー!

 ただし、これは出演者限定。お客さんには、申し訳ないけど一色刷のもので。

 菜の花座のメンバーも助っ人に駆けつけてくれるはず。しっかりと準備して、5期生、ラストステージを飾ってもらおう。

 プラザシニア演劇学校5期生修了公演。

 3月26日(日) 13時30分開場 14時開演

 フレンドリープラザ舞台上舞台

 入場無料!

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舞台もできた、シニア5期生修了公演あと一息!

2017-03-23 15:23:03 | シニア演劇

 残り4日!舞台上にさらに舞台を組んで、本番さながらの稽古が始まった。ここら辺が、一番辛いところ、セリフがなかなか入らない。骨折休場明けのメンバーにはとりわけ厳しい。それも、一番の中心、最初から最後まで出ずっぱり、セリフも多いと来た。慣れない松葉杖をつきながらの動き、覚えたセリフだって吹っ飛んじまうんだろう。でも、ここが最後の頑張りところだ。ぎりっと指摘し、踏ん張りを促した。

『バトル in ケアハウス』の方は、全員快調、声も大きく動きも生き生きとして、コントらしくなってきた。だが、元気になってきた分、舞台が狭すぎるってことが判明。明日からは舞台を1尺前に伸ばすことにした。あとは豆まきバトルで遠慮が目立った。もっと徹底的に戦って欲しいもんだ。

 持ち芸の方も半分の人に披露してもらった。そう、ネタ見せってやつ。紙芝居と民話一人芝居と中国語講座。どれも水準に達している。これなら、お客さんも納得してくれるだろう。

 残った日数でコントを仕上げ、持ちネタを磨き、さらに全員ダンスの稽古もする。1年間学んだことの総決算。最後の最後まで悔いなく集中するしかないね。

 シニア演劇学校5期生修了公演は26日(日)午後2時開演。会場はフレンドリープラザホール舞台上舞台。入場無料。お待ちしているよ。

 

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シニア5期生、修了目指し!

2017-03-19 08:57:52 | シニア演劇

 迫ってきたぞぉぉ!残り1週間だ。修了試験?はコントと得意芸。2本のコントを2組に分かれて演じる。稽古場を2つ取って、同時進行で稽古。もうここまで来れば、何度でも繰り返すしかない。

 演出の身は一つ、時に、『バトル・・・』チーム、時に『神頼み』チームと行ったり来たりするわけだが、ここ数日の稽古は『神頼み』チームに付きっ切りだ。なんと、中心メンバーが骨折負傷!ようやく先週から復帰したばかりだからだ。

 もちろん、足はギブスでターミネーター、両手に松葉杖!たはっ!これでどう演技するって言うのよ、状態。なんて泣き言並べちゃいられない。ともかく出来ることをしてもらおう。んじゃ、何ができるの?

 治癒の具合もわからないし、どんな刺激だと痛むのかとかもさっぱりわからない。まずは体優先、て座ったままを中心に動きを組み立ててみたが、こりゃ、まったく面白くない。やっぱり動いてもらわないと。えー、こんな風に動ける?杖、上にあげられる?杖で、合いの手のリズムとって!杖、横から引っ張っても大丈夫?と一つ一つ、可能な行動を確認しながら、動きを付けて行く。

 ここで、杖つきつつ、踊って欲しいんだけど、僕ならやっちゃうけど、って、それヤバイよ。もし、ここでまたまた骨折再発なんてことになったら、再起不能、責任問題にもなりかねない。ここは、一つ相手役に精一杯頑張って動き回ってもらおうか。幸い、お相手はエアロ名手、無茶な要求にも楽々対応してくれる。でも、やっぱり一人だけ動くてのは、無理がある。

 なんとか、可能かつ面白い動き作れないか?松葉杖を巧みに活用できないか?虎視眈々と探りつつ稽古を見続けている。本番まであと1週間、とごまで動けるようになるのか?自然な動きを獲得できるか?最期の試練ってことだなぁ!

 

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装置でアンコール?シニア5期生修了公演コントの装置がとんでもないことに!

2017-03-09 09:33:28 | シニア演劇

 とんでもないぜ、こりゃ!たかが10数分のコントに、こだわりの装置が仕上がった。ほれ、見てくれ、この神社!

 見てくれも立派だが、細かいところにふんだんな工夫が凝らされている。まず鈴だ。もちろん音が出る、それも本物そっくりに。材料は100均購入のステンレスボール2個、中にはこれまた100均由来の鈴が数個。引き紐も米沢市内の神社と同じ仕様になっている。しめ縄が中膨らみにできなかったと残念がっていたが、なになに、粗さがしでもしない限り気にならない。賽銭箱などそのまま神社に置いても、誰も不審に思わないだろう。

 他に、社務所も出来ている。が、何と言っても驚きの細工は、賽銭の投入とその後の動きだ。ここの神様、金銭的合理感覚に富んでいて、ご覧の通り、お賽銭は札と硬貨はべつにいれるようになっている。賽銭の額によりご利益がことなるからだ。しみったれの参拝者が小銭を入れると、賽銭箱の中でチーンと音がする。ちぇっ、硬貨かよ!って神様の舌打ちが聞こえるって寸法だ。

 一方お札だと、いったん箱に落ちた札はゆるゆると宙に舞い、お社の神様の手に届くという寸法だ。これは、どっちも見物になること間違いなしだ。役者の演技でその光景をたっぷり見せれば、きっと驚きの拍手喝采となるだろう。もしかしたら、劇の途中で、賽銭入れだけアンコールすることになるかもしれない。

 いいなぁ、こういう手練手管、外連味たっぷりの仕掛け、大好きだ。芝居てのはこうでなくっちゃ。お話しや会話の妙ばかりじゃなく、衣装であったり、道具であったり、装置であったり、舞台上の諸々が観客を別世界に誘い込む、それが芝居の楽しみだよ。

 こんなこだわりの装置を一人コツコツと作り続けて、ほくそ笑んでいる装置屋さんが、菜の花座にはいる。これ以上の宝はないなぁ。

 で、舞台で使った後の使い道なんだが、公演終了時には当然出口に鎮座していただく。これは誰でも考える。さらに、その後もプラザの入り口とか図書館の入り口とかに常設してみてはどうか。「ひさし大明神」ご利益は学業成就!天神様にも負けないパワースポットになるぞ。入試の勉強に通って来る中高生にはきっと大きな励ましになるだろう。あるいは、井上さんの『闇に咲く花』に出て来る「愛敬稲荷神社」でもいい。で、上がったお賽銭は、菜の花座へ、おっとそれはない、井上さんにちなむボランティア事業とかへお渡しする。貧困児童の食事サービスとか、学習指導グループとか。いいと思うんだなぁ。でも、世の中、こういう洒落や遊びを嫌う人、けっこう多いから、ダメかもな。そんな四角四面の人こそ、芝居を見ろ!演劇に顔を出せ!って、なんか、八つ当たりをして、今日はお終い。

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