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ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

チラ見のつもりが、・・・アメリカンミュージックアワード!

2017-12-31 09:42:42 | テレビ

 年末だからって、一年を振り返るとか、反省して来年に意欲をかきたてるとかって、習慣さらさらない。世間様がレコード大賞だ、紅白だ、ゆく年くる年だって騒ぐから、なんとなく特別な一日って感じもそこはかとなく漂ってくるってだけのことだ。レコ大も5分見て切ったし、安室を見るつもりもない。

 たまたまチラ見した、アメリカンミュージックアワードには度肝抜かれて釘付けになっまったぜ。

 だって、高層ビルの外壁で宙づりされながら歌って踊って?!んだぜ、!やること突拍子もないぜぇ。ありゃ見ものだなぁぁ、再放送あったらぜひ見てくれ。バックダンサーの演技力!これがまた半端じゃない!男性若手歌手に絡む女たちの妖艶なこと!豊満なこと!あれ、絶対、太めの、おっと違った、グラマラスなダンサー選んでるぜ。表情と言い、姿態といい、本気で男を誘っていたもの。

 女性新人賞ノミネートの歌手なんて、車、もちろん本物!が迷い込んだ森で魔物に襲われつつ歌うんだが、彼女の肌には血糊、付きまとう魔物たちの恐ろしい形相、表現力豊かな振り、彼女たち、日本だったら、立派なミュージカル女優で行けるだろうな。さすが、アメリカだ!あっ、もちろんあの会場でセット組んでだぜ。

 それと、賞を取ってく歌手たちの出自の多様なこと、愛するプエルトリコにこの賞を捧げたい!なんてスピーチ締めくくってやつもいたし、明らかにアラブ系!て歌手もいて、多様性を大切にするアメリカ未だ死せず、と感動する瞬間もあった。

 あと、登場する女たちの衣装の大胆なこと!胸の谷間露わなんて最低条件って感じ!もちろん、楽しめた。レディー・ガガなんかも、覆い隠せぬ体形の衰えを必死で隠して半裸とも見紛う姿で飛び回ってたしね。

 それに引き換え、男たちのみすぼらしいこと!つぎだらけのサミュエルパンツとか、街角であったらダセの一言で通過するようなあんちゃんとか、精一杯着飾った観客を前にしても、ああいう普段着姿で歌うんだ!これまたアメリカ!目を開かれた。男性受賞者もほぼ全員、地味なスーツにノーネクタイ!それに不精髭、飾っ気なし。この男女の二極化、現在のアメリカを解くカギが隠されてそうだな。

 ついでに、ホイットニーヒューストンの特集も組まれていて、バーレスクで心鷲掴みにされたクリスチーナ・アギーレが映画「ボディーガード」の挿入歌を歌ったんだが、その歌唱力以上に驚いたのが、顔の若々しさと、目を疑うほどの下半身の充実具合!だった。あれだけの美顔保つんなら、体の方ももっとシェイプアップして欲しかった!って、大きなお世話だな。

 シニア演劇学校6期生公演で使わせてもらた「アップダウン・ファンク」のブルーノマーズが大暴れだったのも嬉しかったぜ。

 レコード大賞は5分でシャットダウン、AMAは夜中まで釘付け、この違い。やっぱ、洋楽育ちの俺、変わらないんだよな、この歳になっても。

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ウーマンラッシュアワー、やったね!

2017-12-20 11:45:55 | テレビ

 一部ネットで大騒ぎだぜ、ウーマンラッシュアワー。THE MANZAI でやってくれたじゃねえか、沖縄ネタ、原発ネタ、外交・政局ネタ!聞きつけて、さっそくYouTube覗いみたら、あった、あった。さっそく二度見、三度見した。https://www.youtube.com/embed/TSuTqdwqKyU

 

 かなりの思い切りだったんだろうな。最後の捨てセリフ、観客に、ってことは視聴者に、喧嘩売ってるもの、不倫ネタや日馬富士ネタにうつつを抜かす、ワイドショー、喜んで見てるやつがいるからだ、それ、お前だ!って、もう全う過ぎて、あとの仕返しが恐い。村本がブログに、テレビに出られなくなるより、表現できなくなる方が恐ろしい、とか、って書いてた。ほされたってやり続けるぞ!って、ぎりぎり土俵際での粘り腰宣言だ。安倍に焼肉ご馳になって、ますますどや顔に磨きかけてるお笑い界のボス?とは大違いだ。

 ネットでの話題は、テレビで、しかもTHE MANZAI って晴れ舞台で、よくぞ言った!って政治に突っ込んだことを褒めるものと、彼らの漫才の出来に関してのああだこうだが中心みたいだな。あっ、多分、「ぶっ殺す」とか「反日」とかの罵倒も盛り上がってんだろうけど、そこは時間の無駄、神経すり減らす損、なんで、スルー。

 お笑いの世界で、この程度のことさえ、タブー的に押し込められて来たことの方がおかしいんだ。時の権力者をおちょくったりつ突いたりすんのって、笑いの王道の一つだろ、そんなあったりまえのことさえ、こう大騒ぎされる現実が恐いよな。テレビ人、それに使われる芸能人も忖度ばかり、太鼓持ちさながらなんだから。これ、きっかけにこういう風刺ネタがばんばん表舞台に出てきてくれよな。ザ・ニュースペーパーとか松本ヒロとか。まだ売れない芸人も、ここ、一つ狙い目だって思って、政治の勉強してみ。

 今回のウーマンラッシュアワーのネタ、僕は面白かった。言ってることに共感する部分が多いから、ってこともあるんだろうが、そのバイアスを取り除いたとしても、ネタのつくり方、あの速射砲トーク、それと、お人好し合いの手、確実に水準突破してると思う。人の好みはそれぞれだから、あんなのネタになってないって人もいても悪くない。そうやってけちのつけっこしてれば、さらにもっともっと面白ネタも生まれてくるだろうから。

 ただ、一番気をつけなきゃならんのは、ネタ、詰まらないから、テレビじゃ使えねえ、とか、締め出す理由にされそうなことだ。裏側じゃ、御偉いさんに戦々恐々として、顔色うかがってるのに、表向きの理由は、ダメだねぇ、あのレベルじゃぁ、とか、けちつけそうなけつの穴の小せえやつらだ。へっぴり腰の業界のお人方、せっかくウーマンラッシュアワーが一点突破してくれたんだ、この小さな穴をさらにこじ開けて、新しい、いや、本当は新しくなんてない、風刺ネタを1ジャンルに盛り立てたらどうだい。

 

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シニア演劇学校5期生公演アルバム

2017-03-29 10:43:31 | テレビ

シニア演劇学校5期生公演アルバム

前日ゲネプロの画像です。衣装など本番と異なる部分多々あります。本番は直しを入れて、グッと見栄えのよいものになりました。超満員のお客様にも支えていただき、修了生みな熱演でした。

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特設舞台で待ってます!

2017-03-26 07:17:47 | テレビ

 仕込み、順調に進んだ。舞台上に客席作って、

 舞台にゃ黒パンチ敷いて、

 スライドプロジェクタもばっちり設置、

 

 

 あとは、修了生たちの熱演を待つだけ。

 明かり作りもスムーズに終了、音響のリハも終わって、3時過ぎには早くも全体リハ。舞台スタッフとの調整も順調そのもの。夕食、メイク、そして、ゲネプロ。

 気合も入ってきて、いやぁぁぁぁぁ、面白くなってきたぞぉぉぉぉ!コントもいいし、個人発表もそうとうレベル高い。これならお客さん楽しんでもらえること請け合いだ。

 6期生に申し込もうかどうか、悩んでる人たちも明日の公演に来るってことだ。責任重大だぞ、しっかり演じて、楽しく見せて、応募者ゲット!してくれよな。次年度につなぐ、それも5期生、君たちの責任だからね。

 てことで、見なきゃそんそん、プラザに出かけよう。

 開演は14時たからね。待ってるよぉぉぉぉぉぉ!

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「あん」見て餡作ったら、「あん」やってた。

2017-02-02 10:04:07 | テレビ

 なんじゃ?このタイトルは。

 最初の「あん」はNHK番組グレーテルのかまどの「あん作り」、これ見て、おうおう、そうだったのか!と自分で餡を作ったらこれが美味しくて、早速アンパンなんかも作ってあちこち配給、その夜にBSプレミアムで映画「あん」をやってたからさっそく見たってお話し。おう、なんという奇遇!「あん」見て、餡作ったら、「あん」が見られたなんて。と、感動しかけたが、最近のNHKはこういう番組連携、お得意なんだよな。大河ドラマの前後には歴史発見番組やらご当地番組では必ず関連ものやってるし。まっ、うまくはめられたってことか。でも、

 いい映画だったなぁ。久しぶり、恥ずかしながら、泣いた。

 グレーテルで軽く映画の紹介あったから、餡作りを通した生きがい発見物語だってことはわかってたんだ。きっと、やる気のない店長が餡作りの秘伝を持つ老婆との葛藤の末に、自分の奢りとか自堕落とかを反省していくって流れだと思ってたから、餡作りの秘伝が出てくるのは、最後のクライマックス直前だと思っていた。ところが、

 なんと、映画じゃ、しょっぱなから秘伝公開!お、おい、こんなに早く山場持ってきちゃっていいの?と不安にかられながら見ていたら、なんと、主題はハンセン病元患者との交感だった。

 小豆をとことん慈しむ老婆は元ハンセン病患者、今も特別の施設で暮らしている。老婆の作った餡の美味しさが評判を呼び、またたくまにドラ焼き屋は行列店に仲間入り、でも、その変形した指から過去が知れ渡り、一気にお店は閑古鳥。謂われなき差別は今も根強く続く、せつない。原因が自分にあると気づいた老婆、自ら身を引く。それを引き止められなかった店長。やけ酒のワンカップがぶ飲み。彼には、傷害事件で人を傷つけた過去があり、その賠償金の支払いで、心ならずも雇われどら焼き屋として働いてい。先の見通せない暮らし、投げやりな生きざま。さらに、家主の無理強いがあって、

 彼は、唯一心通じ合う少女とともに、療養所に老婆を訪ねる。そして、老婆や他の患者たちの悲惨な人生を見聞きし、老婆の菓子つくりの遺品を譲り受け、今一度、公園の屋台からどら焼き屋の道を歩き始める。

 まっ、苦難の人生を強いられた人との出会いから、生きる力をもらう、って展開は、ある意味定番なんだけど、役者たちの演技がとても良かった。老婆の樹木希林、店長の永瀬正敏、少女の内田伽羅。それと監督・脚本の河瀬直美、観客の心打つ見せ方を心得ている。心に残るセリフの数々も。中でも、樹木希林、たかだか数秒のアップの中で、揺れ動く心を、見事に表現していた。永瀬の、堪えていた涙が流れ落ちる演技には、こちらも涙ぼろぼろだった。

 いいもの見た。が、映画での餡作りレシピ、グレーテルとは違ってたなぁ。それに仕上がりも、映画の方が粒がしっかり残っていて艶やかで美味しそうだった。小豆の来し方にまで思いをはせて声掛けする、なんてとてもできないが、砂糖の加え方、その後のかまし方なんかは、試してみてもいい。前回作った餡を使い切ったら、やってみよう。

 今度は、新しい豆の脱穀作業からだ。心こもるぜ、絶対!

 

 

 

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