年末だからって、一年を振り返るとか、反省して来年に意欲をかきたてるとかって、習慣さらさらない。世間様がレコード大賞だ、紅白だ、ゆく年くる年だって騒ぐから、なんとなく特別な一日って感じもそこはかとなく漂ってくるってだけのことだ。レコ大も5分見て切ったし、安室を見るつもりもない。
たまたまチラ見した、アメリカンミュージックアワードには度肝抜かれて釘付けになっまったぜ。
だって、高層ビルの外壁で宙づりされながら歌って踊って?!んだぜ、!やること突拍子もないぜぇ。ありゃ見ものだなぁぁ、再放送あったらぜひ見てくれ。バックダンサーの演技力!これがまた半端じゃない!男性若手歌手に絡む女たちの妖艶なこと!豊満なこと!あれ、絶対、太めの、おっと違った、グラマラスなダンサー選んでるぜ。表情と言い、姿態といい、本気で男を誘っていたもの。
女性新人賞ノミネートの歌手なんて、車、もちろん本物!が迷い込んだ森で魔物に襲われつつ歌うんだが、彼女の肌には血糊、付きまとう魔物たちの恐ろしい形相、表現力豊かな振り、彼女たち、日本だったら、立派なミュージカル女優で行けるだろうな。さすが、アメリカだ!あっ、もちろんあの会場でセット組んでだぜ。
それと、賞を取ってく歌手たちの出自の多様なこと、愛するプエルトリコにこの賞を捧げたい!なんてスピーチ締めくくってやつもいたし、明らかにアラブ系!て歌手もいて、多様性を大切にするアメリカ未だ死せず、と感動する瞬間もあった。
あと、登場する女たちの衣装の大胆なこと!胸の谷間露わなんて最低条件って感じ!もちろん、楽しめた。レディー・ガガなんかも、覆い隠せぬ体形の衰えを必死で隠して半裸とも見紛う姿で飛び回ってたしね。
それに引き換え、男たちのみすぼらしいこと!つぎだらけのサミュエルパンツとか、街角であったらダセの一言で通過するようなあんちゃんとか、精一杯着飾った観客を前にしても、ああいう普段着姿で歌うんだ!これまたアメリカ!目を開かれた。男性受賞者もほぼ全員、地味なスーツにノーネクタイ!それに不精髭、飾っ気なし。この男女の二極化、現在のアメリカを解くカギが隠されてそうだな。
ついでに、ホイットニーヒューストンの特集も組まれていて、バーレスクで心鷲掴みにされたクリスチーナ・アギーレが映画「ボディーガード」の挿入歌を歌ったんだが、その歌唱力以上に驚いたのが、顔の若々しさと、目を疑うほどの下半身の充実具合!だった。あれだけの美顔保つんなら、体の方ももっとシェイプアップして欲しかった!って、大きなお世話だな。
シニア演劇学校6期生公演で使わせてもらた「アップダウン・ファンク」のブルーノマーズが大暴れだったのも嬉しかったぜ。
レコード大賞は5分でシャットダウン、AMAは夜中まで釘付け、この違い。やっぱ、洋楽育ちの俺、変わらないんだよな、この歳になっても。
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