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ステージおきたま

無農薬百姓33年
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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

紅大豆本舗、今年は「寄っとこえプロジェクト」

2012-04-27 22:30:16 | 地域文化
 去年は、地区の一人暮らしのお年寄りにお弁当を届けた。好評だったなぁ。みんなとても喜んでくれた。手作りのお弁当食べながら、高校生とおしゃべり、お婆ちゃんたちには心沸き立つ体験だったようだ。ただ、いかんせん対象が限定されちまった。結局9人のお年寄りだけだったから。

 そこで今年は一気にたくさんのお年寄りと交流しちゃおう!ってことで、「寄っとこえプロジェク」を企画した。町の施設に爺ちゃん、婆ちゃんに集まってもらって、高校生が作った紅大豆料理を食べながらおしゃべりしようっていう試みだ。お年寄りの定員は30人、これに紅大豆本舗の2,3年生と生活班の生徒、さらにボランティアも含め高校生も30人、総勢60人でわいわい楽しく昼食タイムを持とうって計画だ。

 先日、町の健康福祉課に出掛けて協力をお願いしてきた。担当の方によれば、このところ認知症が増加傾向にあり、その予防のためにもぜひお年寄りを外に連れ出したいってことで、紅大豆本舗の計画には大賛成、全面的な協力を約束してくださった。

 月に一度5月から7月まで三回の実施を予定している。第一回は5月27日(日)生きがい交流館(小松駅東側)が会場だ。地域に配布するチラシもできた。後は料理だな。

 そうそう、米織観光センターでのマドローム★紅ダリの販売、順調だ。今日も納品してきたけど、すでに売り切れ状態だった。5月4日には、紅大豆本舗の生徒たちが店頭で販売する。販売目標は300個!どうだろう?いけるかなぁ。



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もう始まった!菜の花座第26回公演稽古

2012-04-12 23:35:16 | 地域文化
 3月末に打ち上げたと思ったら、もう新しい舞台の稽古だよ。やるもんだ、菜の花座!

 1回休んで、12月公演から再開って意見もあったけど、前回が遅れた結果の玉突き状態なわけだから、2回やって元に戻る、だから、きちんとやろうって正論が多数を占めた。だから、次回はいつも通り7月の第2日曜、つまり8日、そしてその次が12月のやはり第2日曜ってことに決まった。しかも、1月にはこの間の『カフェバンバ』の再演も行うっておいおいどうしゃちっゃたのよ、菜の花座、その張り切りようは。

 最近、元気になってきたんだよね、菜の花座。熱心に稽古に来る若い人たちが増えたってことが原因だ。若者に背中押されるように中年以上のメンバーもやる気を再燃させてきつつある。メンバーがそろってきているので、適当にしか参加できなかった人たちに頼る必要がなくなった。みんなやりたくて来る人たちばかりになった。これが元気の実態だ。そのあらわれが、『カフェバンバ』打ち上げ全員参加!だった。その勢いに乗っかって、今日はさっそく次回公演の初稽古だったってこと。

 今回の作品は『お勝手の姫』作:小川未玲。10年以上前に「せりふの時代」に載っていたのを読んで、何度かやりたいと思ってはその都度断念してきた作品だ。できなかった理由はただ一つ、お勝手の姫の適役がいなかったことだ。いや、今回だって、菜の花座にはいない。40,50代の女優、アマチュア演劇ではどこでも手薄な年代だ。

 結局、迷った末に客演で乗り切ることにした。川西町演劇研究会の春川さんだ。年齢もさることながら、彼女のどこか思い詰めたような緊張感が、この役に最適だと思ったからだ。前回、古川さんを客演にお招きして、菜の花座に大きなインパクトを与えてもらったことも、今回の決断に効いている。外から人を迎えるってのは、団員にとってもとてもよい刺激になる。来てくれる人は、みんな熱心だから、うかうかしていられないんだ。新しい演技に触れて、発見も多々あるし。

 だから、今日もキャスト一人を除いて、全員が出席、ますまずの滑り出しとなった。まずは通して読んだだけだが、最後まで読み通すことができた。終わった後、一人一人に読みについて役の勘所を確認することもできた。こんな良い稽古が続けられれば、この舞台きっと素晴らしい出来になることだろう。

 乞う!ご期待だな。

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1回公演の効用

2012-03-26 21:39:35 | 地域文化
 この数年、菜の花座は昼と夜の2回公演で通してきた。少しでも多くの人にみてもらうため、役者の舞台経験を増やすため、に無理を承知で押し通してきた。そう、無理!たくさんの無理がある。まず、金がかかる。役者の負担が大きい。打ち上げが後日になる。撤収が深夜に及ぶ、などずいぶん大変な思いをして意地を張り通してきた。だが、今回は昼の部一回に戻した。

 理由の一番は、2回やってもそれほど観客が増加しなかったこと。特に夜の部は入りが寂しく、まばらな客席を前にした上演では役者のテンションも下がって、結局舞台の質を保てなくなったからだ。夜遅くなれば、翌日の仕事にも差し支える、この点でもメンバーの士気は低下した。もちろん、費用の割増分も痛い。そんなこんなで、今回は昼一本にしぼることにした。

 たった一回しか上演できない物足りなさはあるものの、客席の埋まり具合も上昇し、終演後もゆとりを持って片づけに取り組むことができた。これまでの大騒ぎの撤収とは大違い、和やかな笑いの中で作業を終了できた。そして、何よりの効果は、その日のうちに打ち上げができたことだった。

 お陰で、関係者全員、さらにはほぼ無関係の置農演劇部OBまではまって長時間舞台や演劇の話題で盛り上がり、久しぶりに美味しい酒を飲むことができた。団員たちの評価もほぼ完璧に一回公演歓迎だった。

 理想としては、土曜の夜に一度、日曜の昼に一回の2回公演ってことなんだろが、今時土日がきっかり休めるのなんて、公務員か大企業の社員くらいしかないから、菜の花座ではとても無理。ここ当分はこの形を続けるしかないだろう。さらにさらに観客動員を膨らませて、700の客席の7,8割が埋まるような劇団になることだろう。

 さて、今回は、私も舞台に出ていたので、舞台の写真を撮るのが大変だった。出番を済ませては客席に戻ってシャッターを押し、出番が近付くと袖に戻って準備する、なんてこ忙しいことを繰り返してどうやら撮影を済ませた。そのうちから何枚か紹介しよう。



 
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朝からオムレツ焼いて:『カフェバンバ』

2012-03-26 00:02:41 | 地域文化
 菜の花座第25回公演『カフェバンバ』、終わった!うーん、間違いなく!(びっくり)マークだよ。

 公演の朝にオムレット焼くって!なんちゅう経験だ!それも3つも!使った卵はなんと10個!(そのうち最低5個は、ゲネと本番で食べさせられたんだけど。)

 それが終わって今度は早朝からパンフレットの印刷。プラザに着いたら、音響担当が手配違いで、まだ自宅ぅぅぅぅ!

 なんなんだぁ?このしっちゃかめっちゃかは!

 こう書けば、このはちゃめちゃの1日のユニークさが少しは感じてもらえるだろう。

 これまでも、危機一髪は何度もくぐり抜けてきたけど、今回は中でも格別だった。まずは役者にセリフが入らなかった。前日のゲネは通しどころか、立ち稽古、本読み状態?衣装も決定したのは数日前、おまけにやたら消えものが多くて、そちらの準備もまま成らず、しかも、これまたやたらと出はけが多く、段取り覚えるのも一苦労。

 やっば、冬場の稽古ってのは、無理、無理、無ーーーーーーー理!

 でも、そこは菜の花座、今回も奇跡で見事に乗り切ることができた。もちろん、手直しすべきところはまたまだぞろぞろだったんだけど、何とかかんとか、見てもらえる舞台になった。

 今回も幾つか新しい取り組みをした。その一つは客演にベテランのF氏をお招きしたこと。菜の花座の団員が多忙を理由に休みがちな中、連日早くから稽古に顔を出し、セリフもいの一番に入れて、ご自分のシーンを着実に磨き上げて行った。その舞台に対する誠実な姿勢が、どれだけ怠慢な団員たちの尻を叩いたか、知れない。本番でも、菜の花座としては久しぶりに演技途中で拍手が起きるという熱演をみせてくれた。

 もう一つの試みは、ダンス。カーテンコールをダンスで締めくくる、全員が楽しく踊って幕を閉める、そんな温かいエンディングにしたいと思った。だが、これがなかなかのくせ者だった。ダンスに手を焼いたってことじゃくなく、団員全員がやたらダンスに熱中して芝居の稽古が疎かになってしまったからだ。一時は、もうダンスは止め!って自分の思いつきを呪ったこともあったほどだ。でも、終わってみれば、やっぱりいい雰囲気で舞台を終えることができた。

 今回の公演にはその他にも、置農演劇部の若手が入団してくれたことや、若手が指示待ちでなく、それぞれの部面で役割を果たしてくれたことなど収穫は大きかった。終了後の打ち上げには、キャスト・スタッフ全員、それに振り付けの先生まで参加してくれて大いに盛り上がった。これも、和気藹々とした稽古が続けられた証だな。

 さて、観客の反応は、まずは、「面白かった!」ということのようだ。婆ちゃんの元気という、地域の課題を描いたことも共感をもって受け止められたようだ。笑ってホロリの菜の花座オリジナルが提供できた。惜しむらくは、観客がもう一つ伸びなかったことかな。これまでよりは多くの人たちが来てくれたものの、大台の300にはやっぱり達しなかった。うーん、もっともっと多くの人たちにみてほしかった。

 ほんじゃ、やっちゃおう、もう一回!ということで、『カフェバンバ』再演決まりました。時期は8月か11月、今回見た人たちはもう一回、さらに口コミで広げてもらって、じゃんじゃか来てもらって、大台突破を実現するぞ。

 と、宣言してしてしまった、いやぁぁぁぁ、困った!今年はこれまで以上に忙しくなるに違いなかったんだ。ああ、思いつきで口を滑らせるこの悪癖!これが命取りなんだよ。

 


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『マドローム★紅ダリ』販売開始!「米織観光センター」です。

2012-03-17 20:08:23 | 地域文化
 『マドローム★紅ダリ』の販売が米織観光センターの地産館で始まった。
まずは、その様子を

Kaomise

 なかなかいいね。自分たちの製品が、商品となって小売店の店頭を飾る、悪くない。2年前、町のアンテナショップ「ダリ庵」にワッフル、ソイばぁを置いてもらっていたけど、あれはどちらかと言えば、こちらからお願いして実現した陳列だった。でも、今回は違う。観光センターの仕入れ担当の舟山さんから声を掛けていただいての店頭販売だ。やっぱり、米粉コンクール優秀賞は伊達じゃない。
 
 実は舟山さんも、高校生ってことが審査員にアピールしただけで、品物の質はたいしたものじゃないだろう、と踏んでいたんだそうだ。それが米沢で行われた「おきたま食の力」シンポジュームで『マドローム★紅ダリ』を買って帰って、これは行けるとすぐに電話をして下さったということだった。

 実習での生産だから、数は限られる。とは言え、常時販売ということなら、週に一度は出荷しないわけにいかないだろう。ということで、毎週末50個を納品するということになった。そして、とうとう品物が店頭に並んだということだ。

 仕入れ伝票も生徒が書き、納品。

Nouhin

 さらに売り場スペースに陳列も行って、

Chinretsu

 いよいよ販売開始、担当の舟山さんと山口さんそれと齋藤さんによろしくお願いをして、お店を後にした。

 しばらく行ったことのなかった米織観光センターだったが、従来の観光物産館のイメージとは大きく異なり、置賜地域の優れた食品、安全な食品を扱う高級自然食スーパーといった趣になっていた。お客さんも地元の人たちが絶えず訪れていて、ここなら『マドローム★紅ダリ』もっかり価値を見知ってもらえそうだと感じた。店内にはフェアトレードのチョコレートなんかもあって、生産者と消費者の新しい関係を仲介しようという舟山さんの意気込みが強く感じられた。なーに観光物産館だろ、って見くびってる人、ぜひ一度を足を運んでみてほしい。
 最後に記念写真。よろしくお願いします。

Kinenshashin




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