泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

小山利英くん、おめでとう!

2019-01-08 00:20:13 | 丹下一の泡盛日記
月曜日、新しい年がいきなり動き出した。
きっと世間様がそうなんだろうけど。
朝から次々にメールが入り、台本も。
台本は「世間様」と関係ないとは思うのだけど(-_-;;
今月、1月26日(土)に(いつもの)山手演劇祭で江戸馨さんのシェイクスピア朗読に参加します。
参加、なんだけど台本見たらつかさまりちゃんと江戸さんとの3人じゃないの!
気合い入ります:)
「老いたシーザー」久しぶりにやらせていただきます。
15年以上前かな、これやったの。
シーザーの年越えちゃったからか、ものすごくわかる。
朗読会なんだけど、ものすごく楽しみです。

そんな気合い入った状態で下北沢へ。
井村組の「葉衣企画」、樋口一葉の舞台の照明を担当して下さっている小木曽千倉さんはこの頃プロデュース活動も。
スズナリでの公演に「葉衣」でご一緒している小山利英くんが出ているし、今年最初の観劇に。
いい舞台だった。そして、
小山くん、素晴らしかった!
彼の舞台は何度も観ているし、ご一緒もしているのだけど。
脱皮の瞬間に立ち会えるのは本当に幸せだ。
ベテランに囲まれての「主役」。
じっと一色に耐えて、ゆっくりと溶けていく。
いつもまじめに現場に向き合っている彼に重なる役。
もちろん台本、演出が仕掛けていること。
それでも、稽古場で彼がどれほど新鮮さに楽しんだかわかる。
苦しかった、よりも、きっと楽しかった、はず。
だって、それまでの時間の苦しさ、があるんだもの。
心から「おめでとう!」と言いたい。(もちろん本番後に伝えたけど: )
外出している午後から次々とメールが入っている。
彼と飲みたかったけど、おっさんは即座に帰宅。
自分の仕事に向き合わないと彼に恥ずかしい。
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プレイバッカーズ初稽古

2019-01-06 21:01:32 | 丹下一の泡盛日記
5日は大学の同級生たちとよこはま橋へ。
大好きなこの商店街を彼らに紹介したかったのだ。
油条とニラキムチを買いこの頃ハマっている「裏」山手の中華料理屋へ。
昼からビール、そして老酒(^o^)/
なんか「正月」を満喫している。
その勢いで我が家に。
用意しておいたリゾットや鮭カマでビールに日本酒。
だいぶ出来上がっていたはずなのに日本酒は1升がなくなった:)

日曜日はプレイバッカーズの初稽古。
朝、前夜用意しておいたお粥に油条:)
やっぱりこれがなくちゃ、と思う。
稽古は、ありがたいことにメンバー10人が揃ってのスタートになった。
今月末には横須賀で2月には高松、3月には川崎での舞台が予定されている。
それだけでも盛りだくさんだ。
それぞれのチームでパフォーマンス。
今年の予定も確認。
年の初めに忘年会の日程まで打ち合わせてるんだから。。。。
年初の挨拶の撮影もしたんだが、編集に手間取りそうだ。。。
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だらだらと過ごした三が日

2019-01-05 00:30:21 | 丹下一の泡盛日記
お正月は例によって都内の実家へ。
あれほど飲んだ父ももう酒からは遠ざかっている。
今は家の中にアルコールはほとんどないので一本買い求めぶら下げていく。
だらだらとした「家族の時間」はどんどん貴重になっていく。
夜、帰宅。
初夢は、なんだかすごかった。
大丈夫か、今年!?
三が日はだらだらと飲んで寝てばかりいた。
というか二日目にちょっとだけしか飲まなかったら、朝方まで寝付けずに布団の中でだらだらとゲーム。
ちょっとがっかりする知らせも入ってきた。
ま、仕方ないさ。

3日目の朝、ゆっくりと起きて雑炊。
こんなにだらだらしてていいのか、と思ったせいか。
何をしようとしているのか、突然DM作業開始。
後はご挨拶文とチラシができりゃいい。
そして、まだだらだらしているのだけど、電車内で音楽を聞いたり、iPhoneに向き合うのを止めた。
窓の外の風景を眺めながら脳の中で何かが熟成されてきているのがわかる。
もう少しだ。
夜、某演出家から電話。
「演劇」の話で脳が研ぎすまされていく。
もう後一歩で文章が書けるな。


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明けましておめでとうございます

2019-01-04 09:03:06 | 丹下一の泡盛日記

明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

大晦日の年越し蕎麦は、三つ葉てんこ盛り。
子どもの頃から、薬味をたくさん使うのが好きで。
料理が「薬味」の味になってしまうことがしばしばある。
卵とじの蕎麦を「だし」に三つ葉をわしわし食べる。
もちろん「食べたい味」だったので満足: )
紅白は、久しぶりに堪能。
歌手もだけど、それぞれのダンスも素晴らしかった。
最後の方で松任谷由美が登場したのは驚いた。
(特に興味もなかったので事前情報知らず)
おお、バックで鈴木茂がギターを弾いているではないか(^o^)/
ベースは小原礼だ。
こういう人たちを見るのは本当に嬉しい。
10代で出会った「音楽/おと」は、身体にしみ込んでいるもんだなあ。
先の見えない「変化」の時代は、危さも含めて「自由」に満ちていた。
ロックだけでなくジャズも欧州のクラシックもたくさん聴いた。
18歳で山伏神楽に出会ったことから演劇学科を選び、日本の古典も聴くようになった。
昨年、とある民俗楽器屋さんでいくつもの楽器を次々に吹き、叩きまくる姿を見て「ミュージシャンの方が向いている」とのたもうた方がいる。
今の自分を見ればそう言われても仕方がないけど、自由に「音具」に向き合うことができるようになったのも「演劇」に浸ってきたおかげだ。
「人間」として「自由」に近づくために「演劇」が必要だったのだもの。

新年を迎えて、この場所で8回目の初詣に。
逗子から持ってきて7年以上掲げてあった「しめ飾り」を炊いてもらった。
移転を控え、いつにも増して様々な思いが巡る元旦。
それなりにアップダウンのある「落ち着きのない」人生で。
子どもの頃から「落ち着きのない子」だったので、そのままなんだけど。
60年近くかかって、ようやく少し見えてきた。
見えてきたけど「できている」わけではないのが困ったもんで(-_-;;;
それでも「先」を目指しているつもりでは、ある。
59年の間、同じ場所で10年暮らしたことがない「移転」の人生。
おみくじは、久しぶりに「大吉」と出た:)
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