泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

ほっとした午後

2017-06-10 21:54:49 | 丹下一の泡盛日記
世間は土曜日だというのだけど、まあ「今日は何曜日だっけ!?」状態が続く日々。
翌日の予定しか頭に無い。
曜日なんて関係ない。
本番、お仕事あるのみ。
そして、三歩あるくと全部忘れちゃう鳥さん状態でもある。
今日は基本オフ。
ということは自宅作業日ということで。
洗濯、そしてパソの前に。
午後、都内へ。
大切な先輩のお見舞い。
先日、大仕事を終えてそのまま入院。
病院に会いに行ったときはかなり心配だった。
退院して自宅療養中なのだけど、ちょっと復活してきた。
本当に嬉しかった。
話すのは、やっぱり芝居の話。
懐かしい名前がどんどん出てくる。
そして、ああ、そうだったのか、という話も。
小一時間を楽しく過ごし「また来ますね!」と辞す。

そのまま横浜へ。
ほっとして、美味しいご飯を頂く。
めったに外食しないのだけど、お招きに預かった。
海と空を眺めながら。
なんかニューヨークを思い出す。

未来への厳しい話も、有り難い話も、たくさん。
今晩もパソに向かい続けることになるなあ。
明日は、羽田から大分に:)
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TSC「恋のむだ骨」

2017-06-10 00:39:52 | 丹下一の泡盛日記
藤沢での本番を終え、帰宅してシャワーで流し、お仕事。
そして、下北沢に移動して、東京シェイクスピア・カンパニーの「恋のむだ骨」に立ち会う。
主宰の江戸馨さん翻訳のシェイクスピアの作品を上演し続けるチームだけど。
これは芥川賞を受賞した作家の奥泉光さんが書いた戯曲の上演。
20代からのおつきあいの江戸さん。
「リヤと3人の娘」の初演をジァン・ジァンで観てセリフ芝居の面白さに打たれ、初演から10年後に自分が「道化」役で参加。
なんてこともあったりで。
場内整理を10数年を朗読会でご一緒してきた、つかさまりちゃんがやっていたりして、どちらかというと一緒にみて、飲みたいのだけどなあ:)
素敵な舞台だった。
なによりも脚本がいい。
さすが芥川賞作家だ。
ことばで構築された世界が素敵。
初演も観ているのだけど、役者チーム(初演とは違う)が「追いついてきた」感がある。
コスタードを演じた真延心得さんが素晴らしかった。
TSC常連の方だけど、呼吸の切れ味が素敵で。
個人的にお話ししたことは無い方なのだけど、終演後、ついつい「素敵でした!」と声をかけてしまった。
原作の「恋の骨折りぞん」は、稽古場でやったことがある。
実は、すっかり忘れていた(-_-;
予習しようかと本棚の台本を開いたら、最後の歌にコードがメモしてあり、自分は稽古場で作曲した自作を歌ったことがあったりするのだった。
もう昔のことだ:)
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善行小学校、無事終了

2017-06-10 00:10:16 | 丹下一の泡盛日記
9日(金)は善行小学校のDAY 2。
前夜の稽古もシャワーとウイスキーで洗い流していたので、さくっと目が覚める。
朝の体重も許容範囲内:)
会場に向かう電車の中ではずっと東北に関する本を読んでいた。
到着前に読了。
いい状態で本番に突入。


今日も「ミュージシャン」。
プレイバックシアターのミュージシャンは、いわゆる「音楽家」の仕事ではないかもしれない。
歌舞伎座の御簾の中での座付きの「おと」出しに近い。
(あ、すみません。歌舞伎の座付きの方たちは音楽家です!)
「ピアノ弾けたんですかあ!?」という演劇人には「合いの手のようなもんだ」と説明することが多い。
以前は、テラーが語る最中に「おと」または「フレーズ」が降りてくる。
話の最中にそれが変化したりするのだけど、それをどう「おと化」するかがチャレンジだった。
周りに色んな種類の楽器(音源)を置いて演奏していた。
プレイバックシアターのミュージシャンとして、これほど多数の楽器を試したのは日本では自分くらいだろう。
この日はピアノとアルトのリコーダーとタンバリンのみで。
そして、「フレーズ」は降りてくるのだけど、あえてピアノの二音に指を置くことから始める。
降りてきた「フレーズ」は一度振り払い、本当に即興に任せてみる。
これは今年のプレイバッカーズのツアーで挑戦し続けていることだ。
音楽家のピアニストには失礼で申し訳ないのだけど、大好きな二人のピアニストのキースにいつもインスピレーションをもらう。
今日は、コンディションがいい証拠に、ピアノ以外使いたくない気分。
なので、自分への仕掛けとして、わざとリコーダーから初めてみたり。
これは全体の時間の流れを意識しているからなのだけど。
これからはピアノとリコーダーと打楽器だけでいいなあ。

無事終了後はタクシーにぼられて駅へ。
申し訳ないが、はっきり書いておく。
座長がいなければ、道順を指示したところだ。
帰宅してシャワーで洗い流し、ビデオ作業して、夜は下北沢へ。
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