泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

我が国でも「女性からの求婚は神の意志に反する」と

2015-11-20 19:45:12 | 丹下一の泡盛日記

昨日、宮崎土産のゆず唐辛子をいただいたので、うどん。
「ノスタルギガンテス2」のシーズン中よりも2.5キロ程体重が増えている。
トレーニングもしていないので筋肉が落ちてあぶらだらけになっている気がする。。。

昨夜は谷崎潤一郎の原作を映画化した「鍵」を観た。
結局途中から飲み始めてしまい。。。
それでも早めに起きだして前日の打ち合わせを落とし込んだシートなんぞ作り出す。

ブラックバイトのニュースに心が痛む。
仕事を卸している会社が下請けに押し付ける無理難題をバイトの学生に押し付けている。
情けない大人たちだ。
誰かが、そうやって目が上に行かないような仕組みを作っているのかなあ。

作業をしながら、IS関係のドキュメンタリーをいくつかみる。
家族の女性を拉致されたイラクの人が「あなたの国なら一人でもさらわれたら政府が連れ戻そうとしてくれるだろう」と泣きながら話していたが日本政府がそんなことしてくれるとは到底思えない、と思いつつ。
個人的にチームを組んで拉致された女性たちを連れ戻す作業に従事している弁護士のドキュメンタリーの救われた女性たちの証言が凄まじい。
また決死の覚悟で隠し撮りしたであろうISの兵士たちがカフェでくつろいでいる映像の会話もそら恐ろしい。
ここまで女性の人権を踏みにじる発想はどこから出て来たのだろう。
日本でも「女性からの求婚は神の意志に反する」とする新施政方針の表明が1300年前にあった。
しかも最初に相手の女性に「いい男」と言わせた上で。
「娘」(息子ではない)に殺され、黄泉の国に岩で封印された彼女は、誰だったのだろう。
以来、男性の暴力がこの国を支配するようになり、集団外ではかなりな暴力を女性に対してふるう男性も未だにいる。
さすがにここ(IS)までではない、とは思える。
彼らのその「気持ち」はどこから来るのだろう?
欧米の政治家たちが「まだ利用価値がある」と思っているうちは、この惨劇は終わらないのかと思うとあまりにも悲しい。


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