泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

奥歯が崩れた

2010-07-26 15:58:16 | 丹下一の泡盛日記
 昨日、東京シェイクスピアカンパニーの「じゃじゃ馬はいかが?」をみる。
 シェイクスピアの「じゃじゃ馬ならし」をベースにしているが、そのひ孫の世代のストーリーを江戸馨さんが創作したものだ。一緒にみた人はシェイクスピア原作を構成したものと思っていたくらい「シェイクスピアらしい」本だった。
 それにしても、朗読会のパートナー(ズ)のくみちゃん(牧野くみこ)とまりちゃん(つかさまり)はここ数年、みるたびに新鮮な趣がある。安定している部分と新鮮な顔の両方を楽しめる。
 しっかり飲んで(そんなつもりじゃなかったんだけど)帰宅。

 今日はかみさんのおばを病院に連れて行く日。
 都内で仕事のかみさんと一緒に早起き。おばのお弁当もつくる。
 おばは毎食後に薬を飲む。月に一度のこの病院の日は、4時間くらい院内にいて昼食もとる必要があるが、食堂はなくどこか外に出るのも面倒だ。
 最初は仕方なくコンビニで巻き寿司なんぞ買って来た。が、月に一度の「外出」でコンビニご飯じゃいくらなんでもかわいそうだ。
 次の時からはお弁当を持参することにした。
 と言っても90歳なのでかなりこじんまりとしたランチ。
 今日は、黒米を混ぜたごはんにごまをふり、出し巻き卵、いんげん豆のごま和え、うちの庭のプチ・トマトに梅干しと塩こぶをちょびっと。デザートに水ようかん。

 昨日酒を飲んでいたらかなりやばくなっていた奥歯がかけた。というよりぼろりと崩れた。
 明後日の午後、某大学の授業でシェイクスピアの朗読をすることになっている。
 病院で待っている間、小声で台本を読んでみる。時々尖ってしまった歯の角がひっかかるが、ま、なんといけるだろう。
 それにしても父親が最初に駄目になったのと同じ場所の歯だ。これも遺伝なのかなあ。
 先日、娘1が自分の髪をしみじみみながら「白髪増えたねえ」と。
 そんなこと言われる時代が来たんだねえ。

 
コメント
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