昨夜,連絡があり「どんどろ」の岡本芳一さんが亡くなられたことを知った。
岡本さんは等身大の人形を自作し「彼女」をあやつりながら自分も劇中の人物となって劇時間を紡ぐと言う手法で、世界中でパフォーマンスした。
自分が新宿に住んでいる時に帰国してよって一晩飲んで長野の拠点に帰ったり、自分がヨーロッパにいる時に彼の東京公演があり、アパートを拠点に使ってもらったり。
1997年に日本とポーランド各地をツアーした「夜長姫と耳男」では夜長姫の面をつくってもらった。
東京公演のお知らせを何度かもらっていたが、なぜか日程が合わず(と言ってもこちらもほとんどオフが無い生活が続いているので)舞台に立ち会うことができなかった。
春、満開の桜の下でのパフォーマンスに立ち会ったことがある。1時間の舞台も鮮烈だったが、最期に観客に向かって白塗りのからだをうずくまるように縮こまらせ消え入りそうになりながら、静かに頭を垂れて挨拶していたのも忘れられない。
客席にいた自分は彼の「業」に立ち会っているのだと思った。
そしてあべさんの時と同様、今夜と明日の午前中がなぜか空いてるんだよな。
合掌
6年のレギュラーを「卒業」したら、昨日、文章を書く仕事が入れ替わりに入ってきた。
そして今日2本の仕事の電話が。
亡くなって一生をかけた作業を終了した人たちのためにも、生きている自分は一生懸命仕事しなくちゃ。
岡本さんは等身大の人形を自作し「彼女」をあやつりながら自分も劇中の人物となって劇時間を紡ぐと言う手法で、世界中でパフォーマンスした。
自分が新宿に住んでいる時に帰国してよって一晩飲んで長野の拠点に帰ったり、自分がヨーロッパにいる時に彼の東京公演があり、アパートを拠点に使ってもらったり。
1997年に日本とポーランド各地をツアーした「夜長姫と耳男」では夜長姫の面をつくってもらった。
東京公演のお知らせを何度かもらっていたが、なぜか日程が合わず(と言ってもこちらもほとんどオフが無い生活が続いているので)舞台に立ち会うことができなかった。
春、満開の桜の下でのパフォーマンスに立ち会ったことがある。1時間の舞台も鮮烈だったが、最期に観客に向かって白塗りのからだをうずくまるように縮こまらせ消え入りそうになりながら、静かに頭を垂れて挨拶していたのも忘れられない。
客席にいた自分は彼の「業」に立ち会っているのだと思った。
そしてあべさんの時と同様、今夜と明日の午前中がなぜか空いてるんだよな。
合掌
6年のレギュラーを「卒業」したら、昨日、文章を書く仕事が入れ替わりに入ってきた。
そして今日2本の仕事の電話が。
亡くなって一生をかけた作業を終了した人たちのためにも、生きている自分は一生懸命仕事しなくちゃ。