泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

おこしもの

2009-03-02 14:54:43 | 丹下一の泡盛日記
 水木菜花さんがひな祭りの「おこしもの」を送ってくれた。(画像)
 名古屋市の彼女が育ったエリアで作られて食べられるもの。米粉を練って型にいれて色をつけたものだそうだ。
 お雛様や桃、鯛など伝統的な絵柄に加えて自動車なんかもあるのが面白い。軽く焼いて醤油をつけて食べてみたら、やさしくてはかない味がした。

 今月は、今のところまだ暇。1月、2月の充実ぶりは何だったのかと思う。
 もっともこの2年くらいは、1週間に本番が2~3本くらいでも普通、4本だとちょっと気合が入るぞ、てなスケジュールが続いていた。
 舞台もワークショップも撮影もオーディションもリハーサルも打ち合わせもない時間は(有)結インターナショナルの仕事で走り回っていたりする。
 ぽっかりと自由な時間ができるとどうしていいんだか分からなくなったりするのだ。情けない。

 もちろん今月は、ワークショップもあるし何よりもプレイバッカーズの自主公演がある。チケットはほぼ完売状態。ありがたいことじゃ♪
 
 そんなわけで大ママとスーパーで買い物の後、家の周りを掃除。
 そして、遅いお昼ご飯。アジの干物に冬瓜の中華風スープ、豆もやしのナムル、トウミョウとほうれん草のおひたし、大根の皮と昆布のしょうゆ漬け、ご飯。
 アジの干物は小坪の市場で買ってきた。旨い。いつもはコンビニのカップラーメンを駅のホームでとかロケ弁とかだもんな。
 たまにはこんなお昼ご飯も悪くない。
 
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イ・ユンテクの「オセロ」

2009-03-01 18:51:50 | 丹下一の泡盛日記
 大ママが泊まりに来ている。今日は一緒に出かけるのでブランチをつくる。牡蠣雑炊。
 出汁の雑炊に牡蠣と卵、しいたけと三つ葉だけだが旨い。からだが暖まる。

 東京・池袋の芸術劇場でイ・ユンテク演出の「オセロ」を観る。
 「オセロ」を複式夢幻能と韓国の巫女舞を下敷きに料理したもの。素晴らしい舞台だった。
 イ・ユンテク演出の舞台をみるのも10年ぶりくらい。
 主演の美加理が「巫女」になっていてさすがアングラ出身。大きな宇宙観の中に立っている。この身体感覚が新劇の人にはなかなか見られないものだ。
 小柄な人だが舞台ではからだが大きく広がったり小さくなったりみえる。すごい。
 巡礼のキム・ミスクも長い能の台詞を全て日本語で出していた。
 こういう舞台が日韓で作られるようになったことがうれしい。

 また4に5人いる打楽器と笛の楽士も日韓混合。ヤンチンも入っていたので「中」も入っているというべきか。
 ヤンチンはかねがね使いたいと思っている楽器。今度台北で買ってくるべし。
 プレイバッカーズのミュージシャンもこれぐらいのレベルでやりたいものだ。今いるミュージシャン3人でバンドぐらい組んでみたい。

 今回のフェスティバル/トーキョー、観たい作品がたくさんあるなあ。
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