泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

横須賀美術館と間引き大根の葉

2007-10-04 23:24:38 | 丹下一の泡盛日記
 昨夜は結局1行も書かず。
 朝起きると頭が重い。血圧が上がってるのかもしれない。
 同志社大学でのプロジェクト科目の発表会が、同大のHPのトップになっている♪ ぜひみてくださいませ。
http://www.doshisha.ac.jp/news/index.php?i=1789

 かみさんを横須賀までおくり、ついでにおばあちゃんの(じいちゃんも入っているが)墓にお参り。ふと寄り道したくなった。というかさまよいたくなってそのまま下道を走る。
 海沿いに行くと、走水(はしりみず)古事記のヤマトタケルのところに出てくる地名。1200年以上前からの地名だ。どうして無意識に走ると仕事方面に行ってしまうのかなあ。。。
 走水の先をいくと横須賀美術館。へえ、こんなところにあったんだ。迷わず車を入れて、チケットを買う。目の前は海。しゃれたカフェやアートショップもある。評判どおりの素敵な空間。バルセロナのミロ美術館みたいな感じだ。

 精神状態が不安定なせいもあるかもしれないが、あまり出会いが無かった。収蔵作品のレベルが高いことはわかった。が、戦前の日本の美術はどうしてああも色が暗いのか。時代の暗さを反映しているのか。
 そんな中で、1943年に描かれたマチスのような雰囲気で柔らかな色彩の絵にひかれた。今の自分はこんな気持ちなのかと思った。
 別館では谷内六郎展を常設で。週刊文春の表紙を描き続けた人。意外に面白い作品があって、ちょっと心が柔らかくなる。ちょっと寒い日の子どもに自分を重ねてみている。

 その後、観音崎まで車を走らせ海水に触る。飛び込んで泳ぎたい衝動を抑えた。
 郵便局と銀行に寄っていったん帰宅。おかげでちょっと書き進むことができた♪
 かみさんを駅まで迎えにいき、そのまま稽古へ。稽古はあと1回。来週、桐生演劇祭に出演する。桐生での舞台は8年ぶりかな。

 帰宅後(もう寝ている)かみさんが三浦の農家のおばちゃんにもらってきた間引いた大根の葉をあく抜きする。かみさんはこういうおばちゃんたちが大好きで、すぐに仲良くなって何かもらってくる。
 この間引き大根も「燃えないごみ」になる運命だったという。湯がいてあく抜きし、刻んで油揚げと煮浸しに。
 旨い! 好物が増えたかも。これはかなりいける。あっという間に一皿食べちまった。この葉っぱがごみだなんて信じられない。糠漬けにしても旨いだろうな。
 鍋で2回ゆでて冷凍した。当分楽しめるな♪

 11月10日(土)、11日(日)イー・ウーマンで新しいワークショップの企画が立ち上がった。こちらもぜひチェックしてくださいね。
http://www.ewoman.co.jp/univ/communication_skills/index.html

 明日は新百合ヶ丘の小学校でプレイバックシアターの本番。
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