泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

大橋宏さんの作業を振り返る展示

2021-08-09 07:24:11 | 丹下一の泡盛日記
日曜日もホールのお仕事。
午前中は「お母さんの被爆ピアノ」の上映がある。
谷川賢作さんが音楽を担当していて、
クラーク高田馬場校の生徒たちが出演している。
その場面でピアノを弾いているのは、えりなっち、こと田村依里奈さん。
谷川さんもピアノ演奏で出演している。
なんか身内がたくさん、な映画なのだった。
そして午後、「命のビザ」で知られる杉原千畝さんが戦後務めていた商社の部下だった方が講演。
非常に貴重なお話を間近で伺うことができて感動。
お仕事終了後、高田馬場のプロトシアターへ。
昨年、急逝された演出家の大橋宏さんの娘のいくみさんが父上の膨大な作業をまとめて展覧。
アーティストとしての「作品」に仕上がっていた。
プロトシアターが別の角度からのアート空間に変身していた。
こんな「振り返り」方もあるのだと驚く。
自分の若い頃の映像も使われていて。
こんな映像が残っていたことさえ知らなかった。
若かったんだなあ、自分。
この舞台で大きく目覚めたことは忘れない。
演出してくれた大橋さんに改めて感謝。
大量のチラシもあって。
30年前のチラシを見ても、端っこを見ただけで、これは! と即座に分かるものもあれば、
忘れてしまったものも。
大橋さん、幸せだなあ。
こんなことしてもらえて。
金沢で別れた岸本さんとも再会。

ボートシアター に来てくださった鴻英良さんと3人で高田馬場駅まで歩く。
3人が地下鉄、私鉄、JRそれぞれの路線に分かれて乗っていくのが、
なんだか面白かった。
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