泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

3カ所の街は、やはり繋がっていた!

2023-04-19 00:40:00 | 丹下一の泡盛日記
マンションの入り口のつつじも満開。
朝一番に電話。
着信記録を見て、押し間違いだろうと思っていたら、マジで。
午前中の膝の治療の後、地下鉄に乗ってお仕事の下見に。
「こんな時に限って」地上に出ると総武線が止まっている。
久しぶりにタクシー飛ばして現場へ。
滞在10分。その後駅まで歩きながら打ち合わせ。
こういう「忙しさ」が大好きなので。
時差ボケはまだ続いていて大量の「ルーティンワーク」が積み上げられているのだけど。
午後はポーランドの報告で六本木へ。
今回、カトビッツェとビトムを初めて訪問、そして国境を超えたチェコのオストラバのアーティストの話をした。
なんと、その3ヶ所を取材した写真が展覧会用に仕上げられた形でストックされているのを見せていただくことに。
想像していた通り地下にはヨーロッパで一番大きな石炭鉱脈が。
現在は国が分かれているが、そもそもその鉱脈の両側で掘っていたのだそうで、
冷戦前後の歴史など非常に興味深く聞いた。
オストラバのTが廃坑になり、打ち捨てられた大きな施設の写真を撮り続けている理由もなんとなく共有できる気がした。
現地で何度も聞いた「シレジア」という言葉が、再度何度も登場し、大きく浮かび上がってくる。
3時間あまり、次々に繰り出される貴重なお話があまりに興味深くて。
さすが、なのだった。
その後、階下の井桁裕子さんの個展で久しぶりに井桁さんにお目にかかった。
そして帰路の電車の中で再び襲ってくる耐え難い睡魔。。。
コメント
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