土曜日は高尾へ。
新制作座の「野盗、風を走る」の稽古。
朗読劇として稽古が始まったのだけど、
久しぶりに稽古場に来てみると、もうほとんど本を持った「お芝居」になっている。
この日、最後の場面は本を離して、セリフを入れてくるように、と演出からお達しがあった。
よかった、この場面に出ていなくて。
ただでさえセリフ入れるの遅いのだもの。
例によって稽古の終了時間も遅れ、車で送ってもらい駅へ急ぐ。
夜は「ノスタルギガンテス」の稽古。
こちらも「朗読」。
だから言葉を発している限り、本は離さない。
そして、そこに書かれた言葉たちと向き合う。
その「向き合う」身体を丁寧にチェックする稽古になった。
もっとも、こちらは「演劇」で「お芝居」ではないからなあ。
今、この時代に「お芝居」を創ることの大変さを思わずにはいられない。
夜遅く、刷り上がった当日パンフレットが届けられた。
大満足。