泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

「朗読」の稽古

2021-10-17 08:39:28 | 丹下一の泡盛日記

土曜日は高尾へ。
新制作座の「野盗、風を走る」の稽古。
朗読劇として稽古が始まったのだけど、
久しぶりに稽古場に来てみると、もうほとんど本を持った「お芝居」になっている。
この日、最後の場面は本を離して、セリフを入れてくるように、と演出からお達しがあった。
よかった、この場面に出ていなくて。
ただでさえセリフ入れるの遅いのだもの。

例によって稽古の終了時間も遅れ、車で送ってもらい駅へ急ぐ。
夜は「ノスタルギガンテス」の稽古。
こちらも「朗読」。
だから言葉を発している限り、本は離さない。
そして、そこに書かれた言葉たちと向き合う。
その「向き合う」身体を丁寧にチェックする稽古になった。
もっとも、こちらは「演劇」で「お芝居」ではないからなあ。
今、この時代に「お芝居」を創ることの大変さを思わずにはいられない。
夜遅く、刷り上がった当日パンフレットが届けられた。
大満足。
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箏を使ってみたら

2021-10-17 08:19:03 | 丹下一の泡盛日記

色々あるけど、それでもちゃんと朝日が登ってきて一日が始まる。
そして再び横須賀の小学校へ。
トラブルがあって電車が10分くらい遅れる。
この頃やたらと「遅れる」感がある。
電車のスタッフさんたちは本当に大変だ。
プレイバックシアターを学び続けて22年目になった。
舞台俳優としても学んだことは多い。
そして、一般的な舞台では封印されて遠ざかっていた音楽に時折関わることでできるのもありがたい。

音楽室にあった箏を使ってみた。
初めて触った。
ことの音がすると子どもたちが「珍しがって」みんなこっちをみてしまうので、却下。
ピアノだと振り向かないのに。
日本の音楽教育は、こんな地平を目指してきたのか。
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