泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

「日本の仏教」について考える

2016-02-08 11:55:03 | 丹下一の泡盛日記
昨日はミサイル日和な晴天の早朝から終日ホールでお仕事。
朝から夕方まで英語を聞いていた。
時折わからない単語は出てくるものの、シンプルなスピーチばかりだったので基本的には理解。
時折、お仕事モードを離れて聴いてしまったり(^o^;;;;

帰宅して使おうと思っていたアサリが消費期限切れでお亡くなりになっていたので、残り物のスパゲッティ。(ベジタリアン仕様)
台南の地震被害に心が痛む。
知人もいる町で高雄も含め知人友人たちの無事は即座に確認したのだけど。。。
南三陸はじめたくさんの人たちが即座に支援表明をしてくれたのは嬉しい。
今こそご恩を返すいい機会。
5月に何か出来るといいなあ。

今枝由郎著「ブータン仏教から見た日本仏教」、あまりに面白くて一日で読了。
以前、蓮如上人を演じる機会があり3ヶ月間台本作者のお坊さんに浄土真宗の教義について学んだ。
親鸞上人の教えが当時の百姓たちに大ヒットした理由も理解できた。
学生の頃、青木保さんの「タイの僧院にて」を読んで、タイで出家してみたいと夢想したことがある。
タイ北部の早朝の市場で、托鉢のお坊様にタンブンさせていただいたのもいい体験だった。
なので日本の仏教は他の仏教国からみるとちょっと違うもの、くらいの認識は持っていた。
自分が学んだ親鸞上人の教え(仏教の解釈)は、この本の著者が言うように本来の考え方を真逆からみつめて成立させたようなもの。
天才的で、独自の宗教、と言ってもいいのかもしれない。
実を言うとここ10年は仏教を離れ、神道(国家神道成立以前の)にひかれ続けている。
神楽や古事記を学び続けていることも理由の一つ。
そしてツイッターでダライラマの毎日の発言を読んでいたりする。
勉強したいことが沢山、酒飲んでられないよなあ。
そんなことをしていると不思議なことに舞台のイメージがわいて来るのだった。
また構成表作り直さなきゃいかんなあ♪

コメント
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