泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

ああ、また台本変更♪

2015-03-01 23:51:13 | 丹下一の泡盛日記
今日は稽古が夕方からだったので昼の時間帯をゆっくりと使えて助かった。
朝は、久しぶりに布団の中で惰眠を貪る。
だって橋本識帆ちゃん曰く「目、スワッてますよ」状態だったのだ。
起きだしてきてからはひたすら家事をしながら事務仕事。
こういう時間が実にいいリセットになる。
細かい雑事をさくさく済ませる事で「内容/ソフト」に集中できる。

午後4時を過ぎてから台本に取りかかる。
時間切れで稽古場へ。
すごい雨なので徒歩をあきらめ電車移動。
今日は役者3人だけの静かな稽古。
気圧も下がり静かな時間だが中身は熱い♪
じっくりと稽古する機会はもうそんなに残されてはいない。

稽古を終えると雨はほとんど上がっている。
歩いて帰宅。
途中、むくむくとイメージがわき始め、ああ、また台本変更♪
野田貴子さんにメールする。
ほんと申し訳ない。。。
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はじめての通し稽古

2015-03-01 10:50:25 | 丹下一の泡盛日記

昨日の午前午後はプレイバッカーズの稽古。
その後、夜は同じ部屋で「Hamlets/ハムレッツ」の稽古。
9:45から21:00までトイレ以外はこの部屋から出なかった。。。

新幹線の中で書き上げた台本を初めて通してみる。
本読み、というのは自分の場合あまり意味がない。
またいわゆるト書きや台詞を追ってもなんだかわからないだろう。
いわゆる「戯曲」ではないからだ。
茅根さん曰く「オーケストラの譜面みたいなのがいい」。
そう思う。
自分なりの台本の作り方を研究しないといかんなあ。

野田貴子さんや、ここ数ヶ月の稽古ですっかり橋本識帆ちゃん、代打で立ってくれた保高史子、中也こうさんと、台本もってやってみる。
ふむふむ、なるほど。
全体的にはいい感じだ。
もちろん手直しは色々と。
ここからは怒濤の日々になるだろう♪
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雄勝・地域住民が自力で建てた学校

2015-03-01 09:32:32 | 丹下一の泡盛日記

今回の石巻、雄勝では在校生7人と言う中学校でプレイバックの授業を行った。
家からの3.5キロを歩いて通って来る3年生も。
生徒7人に対して先生は14人。
「村」の大人たちがみんなで子どもたちに勉強を教えているようなイメージだ。

生徒が一人だけの大須中学校2年生の教室。


旧大須中学校。
60年近く前、建てられたこの中学校の前身は、集落の悲願だった。
村の人たちが自力で建設したそうだ。
建材も自分たちで船で運んだとか。

2年前に閉校式が行われたときのままの講堂。
新しい校舎に移っても、この校舎を地元の人たちが大切にしている気持ちが伝わって来る。




こちらはNPOが入り、生まれ変わらせようとしている旧桑浜小学校。
大雨で裏山から土砂が流れ込んだ時、NPOのスタッフが泥を搔き出しに朝駆けつけたら、すでに集落の人が来ていたと言う。
こんなに学校が大切にされているなんて素敵だ。
都会で育った自分は中学校にそんな思いを抱いたことはなかった。
あちらこちらの学校で社会のゆがみ、抑圧を感じることが多いが、こういう学校と集落に触れると原点を思い出させてもらえる。
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