泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

矢野顕子のおとが好き

2014-03-09 21:54:52 | 丹下一の泡盛日記

朝ご飯。

昨日の日曜日の午後は「天女神楽 その9」(2012年)に出演してくれた”かっきー”こと柿沢あゆみさん出演の舞台に出かける。
なんどか来ている会場は満員。
はじっこの席になんとか座れた。
休憩を挟んで長時間の舞台を5人の俳優と語り手、2人の楽師が素敵な間で紡いで行く。
柿澤さんは中心になる役で大奮闘。
若い頃から(今だって若いが)知っているが、劇団を辞めて大きな世界に飛び込んでから急成長。
楽師の一人が知り合いだったり、懐かしい人に会ったりも。

いい舞台に触れた後はまっすぐ帰れない。
中華街でお買い物。
64に教わってから何度も出かけている上海料理屋で炒飯とビール♪

帰宅して矢野顕子のコンサートの録画を見る。
10代の頃、アイドル歌手を追いかけることはついぞなかったが、その代わりにカルメン・マキと矢野顕子にはまっていた。
最初のレコード「Japanese Girl」をラジオで聞いてぶっとんだ。
レコードを買う金などなかったのでラジオでエアチェックしては繰り返し聞いた。
ベースに小原礼、ドラムがマーティン・ウエルレヴァーのスタジオライブも音がシンプルで好きだった。
影響を受けて「君が代」をピアノで弾いたりしていた。
あの独特のピアノの旋律が大好きで。
「電話線」のイントロが弾けたらどんなに素敵だろうと思いつつ「気球に乗って」のイントロは耳でコピーできた。
(あ、誰でもできるか♪)
この8年前のライブの音も素晴らしい。

本番まで数日の今、すごい音を聴くと心の中に嵐が吹く。
もちろんプレイバックシアターの「ミュージシャン」は舞台の楽師のことなので、地平は違う。
だが、今朝一番のピアノの音は重ったるくて切れが悪い。
昨日の朝までの冴えが消えている。
ここからもう一度チューニングし直しだ♪

今日と明日、仙台の茅根利安大兄率いる「ココロノキンセンアワー 演劇部」の東京公演「カレー屋の女」があります。
会場は、新宿のタイニイアリス。
http://www.geocities.jp/kokoronokinsenhour/index.htm
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プレイバッカーズ自主公演の稽古

2014-03-09 10:57:15 | 丹下一の泡盛日記
前日、ダブルヘッダーの稽古だったので、きちんと風呂に入り髪も洗って就寝。
かえっていいスイッチが入りさくっと目覚める。
そのまま机においてあるキーボードを触る。
我ながら(♪)いい音が出る。
離陸して上昇、水平飛行に入っている状態なのが自覚できる。
大好きなストリートで仕入れた干豆腐とふきのとうでプレイバッカーズ(特に女子)への「貢ぎ物」をつくる。


自主公演の稽古。ランチの後はミーティング。
実は、ちょっとした「事故」がありその解決方法について時間を取った。
「事故」については置いておくとして、自分はこういう話し合いを冷静に、そして相手を尊重しながら話を進めることができるメンバーたちを本当に素晴らしいと思う。
プレイバッカーズに参加する以前にこういう話し合いをできなかった自分が残念。
このグループの現場では本当に学ぶことが多い。


今回の自主公演、あきちゃん(小森亜紀)がコンダクターなので自分はミュージシャンを担当する。
元々演劇には縁がなく、音楽が好きだった。
若いときに普通にロックバンドにはまったり、長崎ではジュニアオーケストラにちょこっとだけ在籍。
ピアノに憧れたが触り始めたのは高校生から。
もっとも他にもやりたいことがたくさんありすぎて、専念することがなかったのがよかったのかどうなのか。。。
それでもプレイバックのミュージシャンならなんとか対応できる。
楽器を演奏する「技術」よりも、舞台の「センス/感覚」の方が大事だからだ。
もちろんプレイバッカーズのあきちゃん(小森亜紀)や静岡のプライバックシーズのゆうなど「技術」と「センス」が共存する見本のようなミュージシャンもいる。
そして、どんなに素晴らしい「技術」があっても、それだけでは対応しきれないのがプレイバックシアターの面白いところだ。
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