泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

寒雲コンサート「生きる」、無事終了♪

2012-12-13 13:47:43 | 丹下一の泡盛日記
台湾出身・石川県在住の歌手寒雲さんと初めてご一緒したのは、多分1999年。
(もうこの辺の資料が手元には無くなってしまった。。。)
石川県(旧)野々市町のFM局主催の年に一度の音楽祭で3年ばかりご一緒。
その後しばらくして週刊誌でみかけてびっくり。
病気に感染した台湾人医師が宿泊したことで閑古鳥が鳴いて困っている旅館に、貯金をはたいて200人を連れて泊まりにいった、と。
コメントに「売名行為と噂されるのが悲しい」とあった。
その頃から彼女自身も大きく変化していったのだと言う。
久しぶりに会う機会があり「人のためにつくすことが結局自分のところに還ってくる」と熱く語っていて、意気投合。
それから高雄の國楽団とのツアーや二胡のフランキー林とのツアー、台湾の伝統歌劇コアヒの東京公演など日本と台湾をつなぐお仕事をご一緒させていただいている。
それぞれのツアーに忘れられない素晴らしい思い出がたくさん。
思い出の数以上に台湾の北にも南にも友人がたくさん。

まあぶっ飛んだ人で、スタッフは大変だと思うが、基本的に一生懸命、善のエネルギーでばく進するので、周囲をマイナスのエネルギーに巻き込まないと生きていけないタイプとは真逆。苦しい時にも笑顔を忘れない人だ。
だからこそたくさんの大きな仕事、それははっきり言って事務的には穴だらけなんだけど、に人が賛同してついてくる。

今回は横浜のみの公演。横浜は初めてでどうしてもやりたかったのだそうな。
楽屋で。


今回は金沢在住のギタリストnaoさんこと松原菜緒さんを中心に奥様のmegさん(わし3オクターブ以上のピアニカ初めて見ました。しかもハモンド社製)、バイオリンの石井泉さん、チェロの高橋さんにピアノの川久保さんを加えたバンドがバックに。
当日初顔合わせのメンバーもいてリハーサルには時間がかかったが、逆に言うとそれだけの余裕をつくってあった舞監もエラい♪
リハーサルから。


本番はやわらかくて引き締まった素敵な音で、寒雲さんののびやかな高音にぴったりだった。
自分はMCと寒雲さんが谷村新司さんから預からせていただいている歌の場面に役者で登場して絡んだ。
男女の様々な関係が登場する4曲から3曲をつなげて構成演出してほしいと頼まれ、リサイタルの中で初演したのは10年くらい前だったか。
自分も出演し、ちょこっと絡んだのだけど、「寒雲に男ができた!」と地元では大騒ぎになったそうな(^o^)
ま、もちろんそんなことはない。地元だからこその熱いファンが大勢いるのだろう♪

今回は着替えが忙しかったが、無事終了。
楽しい打ち上げでうかがった話からまた自分の中に大きな夢ができた。
寒雲さんを通じての新しい出会いが続くなあ。
さ来年のスケジュールの打ち合わせも始まってるし、こりゃあ年末にしっかり飲んで遊んで、そして夢を語りあって栄養つけとかないといかんばい♪
コメント
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