泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

斎宮小学校無事終了。夕陽に見送られて大阪入り。

2012-11-07 07:45:51 | 丹下一の泡盛日記
4週連続の小学校での授業も最終日となった。
実はこの学校の3クラスはそれぞれにかなりの違いがある。同じ5年生なのに不思議。
そして、古から続く歴史のある町は様々なことが奥底に隠されていたりする。
もちろん空が広がる自然、農地の中の風景で育った子どもたちは都会の学校とは違ってのびのび、真っすぐの部分もたくさん。
自分もこういう町で育ったらどんなだったろうと思ってしまう。
「大人の人」って誰? という問いかけに学校の先生やお父さんお母さん、それに加えておじいちゃんおばあちゃん、と応えてくれる。同居、またはすぐ近くに住んでいての密な交流がうかがえる。

授業はいつも通り、今では「たまちゃん体操」と呼ばれている自分のストレッチから。
ゴールはいつも「じーひゃん」と名づけている体操。韓国の演劇の授業で使われているもので、友人のじーひゃんに習った。
今日はいつもと違いプレイバッカーズのみでパフォーマンス。
テラー席で泣きながら話す子も。だが彼女の10歳(小学校4年)の時の対応が素晴らしいもので驚き、そして感動。
どうしたらこんな風に育つことができるのだろう。
自分など未だにこんな対応はとれない未熟者だ。

ランチ休憩、「びりびりの森」と呼ぶ斎王宮跡地へ散歩。
どうしてもこの再現された建物群に惹かれてしまう。



10分の1模型なんだけど。。。

午後もきっちり終えて控え室に。戻った途端に全員ぐったり。
その中でてきぱきと事務仕事を始めるかよさん(宗像佳代)、本当にこの人はすごい。
えりちゃん(高橋江利子)やあきちゃん(小森亜紀)も修正が発生してしまったペーパーワーク。
すごいチームだよなあ。
斎宮駅まで歩く時間は下校の時間と重なるので子どもたちにたくさん声をかけられる。
すてきなクールダウンの時間を経て、ホームで幸せ感に包まれるわたしたち。


中川で横浜に戻る2人と別れて3人は大阪へ。



こういう瞬間にみる夕陽はあまりに美しい。はちゃめちゃな人生に一瞬の肯定感をもたらしてくれる。
半分眠りこけつつも紀伊半島を東から西の大阪南港まで横断。
国際交流センターに到着してりかちゃん(川嶋理果)と合流したのは7時過ぎ。
で、こうなった♪


今は朝8時。
これから先日の代々木オリンピックセンターの後半戦。
先のは東日本、これから西日本エリアパートで90名を対象にワークショップ+パフォーマンス。
スクールの同級生が来てくれるそうな。日久しぶりの再会が楽しみ!
コメント
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