泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

マカオから

2010-12-09 14:07:37 | 丹下一の泡盛日記
こんな自分でもちょっと憧れてる場所がある。
それはこのマカオにある某ホテルで、そのテラスに寝そべって南に面した海をみてみたい、などと密かに思っていたりする。
そこに行ってきた。

マカオのホテルと言っても、あのラスベガスみたいなエリアではない。
こんなところがこの小さなエリア(面積は年品川区と同じくらい)にこんな空間が! と驚いた。
話には聞いてたけど。。

理想と現実の違いをたくさん体験してきたけど、ここは今の自分にとって大当たりだった。
カフェでお茶とオムレツ、トーストの朝ごはん。
お姉さんたちがすごくいいエネルギー。和むなあ。
しかしこの寒いのに泳いでる人たちが。
日差しは暖かい。カフェに荷物置いてテラスの椅子に足を伸ばしてほのぼの。

ここはバスもおぼつかないところで、タクシーを呼ぼうとしたら、出払ってるとかわけわかんない返事らしい。
と、タクシーでこのホテルにきた客がいて、即座にカフェのお姉さんが捕まえてくれた。
お姉さんと神様に感謝。

そして今、4月に不思議な体験をした美術館に再び。
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香港からー4日目

2010-12-09 09:13:05 | 丹下一の泡盛日記
昨日、ミッシェルとジャネットのプレイバックシアターのグループの稽古に参加。
彼らはこのアートセンターにオフィス兼床張りの稽古場を持っているが、新しく別の階にもスペースを確保。
そこでのリハーサル。

メンバー8人のうち4人がかわるがわる自分に通訳してくれる。
ウォームアップからショートフォームをへてストーリーへ。
ショートフォームの時から思っていたが、テーマが重い。
そしてストーリーになりテーマは、地下の劇場で初日を迎えた一代人公社と同じLife&Deathになっていった。

最後のテラーは自分がなり、今日が12月8日であることに朝気がついて祈ったこと。
神楽座のメンバーの死の連絡を昨年の12月香港で食事中に受け取り献杯したことなどを語った。
ミッシェルは自分のために全て英語で、ジャネットは他のメンバーに配慮して広東語で、自分と客席に通訳がついた。
ミッシェルは素晴らしかった。キレがいいとはこのことだ。
テラー席でこれだけ涙を流したのは初めてだ。
コンダクターの馬仔は実はストーリーのコンダクティング初めて。
自分は2005年にシンガポールで彼の気功のワークショップを受けている。
誠実な人柄を知っているしアクターの中心があの2人なのでなんの不安もなく語れた。

M,Jに通訳をしてくれたアリスンの4人で晩ご飯。ものすごく辛くてスパイシーな山芋麺。
初めて食べた。美味しい!

それにしても彼らがベジタリアンなのはいいとしてもアルコールも一切飲まないのは残念だ。
結局、自分も休肝日に。

6時に目覚める。空は晴れ渡り美しい「冬」の空。お出かけにふさわしい。
今、マカオ行きのフェリーの中。
4月に不思議な体験をして、どうにも堪えきれなかった。
今回、何が待っているんだろう?
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