泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

神奈川県民俗芸能大会の写真~軽井沢日帰り

2010-12-14 23:38:54 | 丹下一の泡盛日記
日曜日の民俗芸能大会は幸せな時間だった。
自分は舞台監督として参加していたのだが、ボランティアスタッフで参加していた大学生たちが「こんなものが日本にあったなんて!」とかつての自分のように驚き、そして「芸」に興奮している。嬉しいかぎりだ。

この囃子曲持ちなども若い衆の精一杯の力技が美しい。

江戸時代の飴売りが客寄せに歌舞伎のまねでお芝居を始めた「あめや踊り」。
本来は(もちろん)男性が演じるもの。
それが途絶えそうになり、最近女性に伝えられた。


右の男性はかつて厳しい修行に耐えてきた方。これが「本来」の姿。左の女性は最近受け継いだ方。

といいつつも不思議なコントラストが。。。

今日は朝一で起きる。2時間しか寝ていない。
東京駅から新幹線で軽井沢へ。


年内にはかたがつく予定。うまくいくといいんだけれど。夢が広がるプロジェクト進行中。さてどうなることやら。
半日を過ごし帰路、ちょいと温泉へ。


レンタカーを返し、新幹線で東京へ。


車中で釜飯。

懐かしいなあ。子どもの頃、珍しいご馳走だった。

この釜飯をネタに吸血鬼の芝居を井村さんが書いて東京~名古屋ツアーしたことがある。
こぷこぷ日本酒なめつつ酔っぱらいに。

帰宅してお茶。酔いを醒ましてお仕事してます。
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今年最後の山場に向けて

2010-12-14 02:14:40 | 丹下一の泡盛日記
今日は朝からパソをばたばたと叩きまくり、あ、正確に言うとキーボードを。
かみさんのおばを久しぶりに病院に連れてゆく。

終了後、急いで戻りまたパソに向かう。
慌ただしいことこの上ない。
なんせこの週末から来週頭にかけて今年最後の山場なのだ。
昨日の幸せな神奈川県民俗芸能大会の感動に浸っているわけにはいかない。

がっちり遅れて保谷のこもれびホールに向かう。
今日の東京は冷たい雨がふっている。
冬の雨は辛い。昔の人はこんな日はどうしていたんだろう。
ただただ体を寄せ合って震えていたのかなあ。

香港で一度行ったことがあるレストランで出てきたデザート。

まったくもってお汁粉だった。
そして、このほのかな自然の甘さがいい。
香港の中華菓子で昔の日本のお菓子の甘さを思い出した。

香港でお宅を訪ねたアーティストの翏東梅さん。
画集や絵をたくさんみせてもらった。
素晴らしかった。岡本太郎さんとも共通するようなピュアなエネルギーが画面で「爆発」してる。
色使いが素敵で画集などに「True color」とタイトルがつけられている。

いくつかの絵が「愛」に満ちている。
ご本人もそんな感じで、なんだか忘れていた子どもの頃の真っすぐな気持ちを思い出させてくれる。
なんだか涙が出てきそうになった。

その後、フェリーに乗って島に渡り小さなカフェでまじめな話。
前日のいい舞台の後、素敵な絵をみて、わいわい騒ぐような気持ちではなく。
ちょっと重くなった後は海鮮料理。
酒屋に寄って紹興酒購入。
なんせ誰も飲まない。店にも酒が置いてない。これだけは本当に困ったもんだ。

ぴりからで旨い。
そして、かねて食べたかった料理をついに。

ずっとずっとこれが食べたかった。
島ならではのお値段で♪

今回最後の夜で別れの晩餐。味がしみる。
今回は、もちろん楽しかったのだけど重たい時間が続き、最後にマジな話で終了。
どうして自分はまじな話にばかりエネルギー注ぎ込んじゃうんだろうなあ。
ま、日本のプレイバック人だとあまり相手にしてもらえないような話でも香港では目の前の現実なので。
新聞で読んでます、なんて自分よりも身にしみてわかってるんだろうし、よくそれに立ち向かっていくと思う。
菜園村問題なんて日本でもちょっと報道されたけど、記憶している人はまずいないだろう。
彼らが立ち向かっている相手は香港政庁、その後ろは中国共産党だ。
自分の小ささが身にしみる。
カッコつけて見栄はってでも、せめてもう少し大きくなりたいなあ。

明日はなぜか軽井沢往復。
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