泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

ズニ・イコサヘドロンに感動

2010-12-04 00:57:32 | 丹下一の泡盛日記
三浦半島はすごい嵐。
かみなりと雨の音で夜明け前に目が覚めた。
すごい嵐。

そして起き出して、悩んだ末に車で横浜へ。
横須賀横浜道で横転したボックスカーがいる。
故障して脇に止まっている車がいくつも。
そして、あっという間に渋滞に。


その頃には晴れてくるんだもんな。

後で聞いたら電車も遅れて大変だったとか。どっちもどっちだった。
日頃の行いがいいので(^o^)、時間前に到着。
12月12日(日)に桜木町のはまぎんホールで神奈川県民俗芸能大会があります。
5つの芸能保存会が参加。なかなかよいです。
というわけで舞台監督として打ち合わせに参加。

お昼に終了。
そのまま車で逗子に戻る。
なんだか暖かいというより暑いぞ。

夕方、出かけていたらいきなりぼつりぼつりと大粒の雨。あっという間もなくどしゃぶり。
洗濯物全滅(T.T)
犬散歩に出ていた弟もずぶぬれ。

で、夕方かみさんと車で馬車道のBankArtへ。
カフェに座っていたら目の前に自分の名前が。

もちろん別の有名な丹下さんのことなんだけど、ちと不思議な感じがした。

香港のズニ・イコサヘドロンのダニー・ユン実験劇場公演「Flee by Night」を観るために来たのだ。
大野一雄フェスティバルの一環。同時開催の「大野一雄の世界展」もみる。
娘2とも合流。3階でパフォーマンスを観る。
入り口からはみなとみらいの夜景が美しい。


感動した。
かみさん曰く「今、あんたが一番やりたいことだよね」。
その通りだ。
昨夜話していたことを目の前で見た。
そして「水滸伝」を知らないともう一つ面白くないだろう。(自分はたまたま小学校の時に読んだ)
これは自慢ではない。教育の問題だと思っている。

中国文化圏の人たちはその歴史、文化に絶対の自信を持っていて誇りに思っている。
台湾で子ども向けのTV人形劇を見たが、孫悟空の火焔山の話だった。
みんな「あ、孫悟空だ!」と見ていた。
日本でそれにあたるストーリーが思い浮かばない。
誰でも日本の神話に親しんでいて、かつそれをパロディにするような時代にならないものか。

それと面白い発言。
「自分の領域を交換するわけですから完璧にできなくて当たり前。ただし完璧に向かうベクトルは必要」。
役を封じる、という方法は現代演劇では盛んにおこなわれてきたが「交換」はあまり知らない。
(天地替えってのはあるけど)

一人で興奮しながら家族を連れて北欧料理屋へ。
急激に気温が下がり寒いのでまずジュブルフカ(ズブロッカ)頼んで一気飲み。
あまりに小さなグラスに腹が立つより驚いて、ウォッカ追加。
これも一気に飲み干して、料理の注文へ。
ここに来たらニシン。
そしてエスカルゴでぐびぐび♪

帰宅するとマフィンの笑顔。


コメント (1)
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