泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

「娘の父親」役

2010-05-29 13:37:33 | 丹下一の泡盛日記
 昨日、7時起きで娘2と朝ご飯。一緒に出る。
 娘2、自分のiPhoneに触りたくてしようがない。電車内で勝手にサメが人や魚を食べまくるゲームを購入。

 諸々あって11時には人形の家あかいくつ劇場に集合。ぎりぎりに滑り込む。
 「ブラバンのジュヌヴィエーヴ」の再度の下見と打ち合わせ。
 当初のプランがかなり整理整頓され絞り込まれて来ている。
 いい感じだ♪

 その後、ピアノの柴野さつきさん、翻訳の大貫さんと石川町まで元町抜けて歩く。
 ラムボールチョコなんかかじりながら、ちょっとだけ観光気分♪

 横浜から一人湘南新宿ラインの車中は爆睡。
 さすがに睡眠3時間はきつい。
 
 新宿の芸能花伝舎へ。「サロメ」を上演したのは3年前か。。。今日はスタジオで稽古。
 1時間ばかり早めに入りロビーで台本に手を入れる。
 稽古の度に演出プランが大きく変化していくことに最初は驚いていた出演者たちも、なぜそうしたいのかが見えてくるとフィードバックも深まってくる。ありがたい。
 手探りであちらこちらとさまよっていたが、これから本格的に「稽古」が始まる。

 仕事で遅くなり駆け込んできたジュヌヴィエーヴの歌担当メゾソプラノの堂園さんに新しくふった台詞の稽古を15分間、ぎりぎりまで。
 21時30分きっかりに今度はこちらが飛び出して次の現場に。
 タクシーの中でやたらと電話+メール。なんだろうね、月末だからかな(わしらには関係ないことだけど)。
 
 前日の撮影の続き。タクシー飛ばして練馬のスタジオに。
 父と娘のシーンを撮る。
 なぜか自分は息子とのシーンは1~2回しか無く、父役はいつも「娘の親」ばかり。
 最初は30歳の頃、幼い娘の手を引いて歩く役が来て「ああ、俺も父親役がくるようになったんだ」と。
 40歳で中学生の娘を持つ父になり、今回は成人した娘と二人で暮らす父親の役。
 相手役のIさんは大学生でもある。こんなかわいい娘を持ったらお父さんさぞや色々心配だろう。
 彼女のお父さんは自分より1歳年上だそうだ。
 実際には毎回即興で細かく芝居を変えてくる。若いけどキャリアを感じる女優さんだ。
 エプロンつけて(中学生時代の)娘にご飯つくる場面。ほとんど現実と変わっとらんぞ。。。

 25時過ぎに無事終了。
 タクシー止めて「逗子へ」と言うと運転手さん、一瞬絶句。宝くじにあたったみたいな気分だったんだろうな。
 タクシーの中で再びやたらと電話。
 26時過ぎに帰宅。
 娘2が起きて待っていた。なんか色々と訴えたいことがある様子。 
 どうもこの頃彼女はどろどろしている。来週末に六本木でライブがある。
 それが終わると少しすっきりするのかな。
 
 今日からイーウーマンの円卓会議に登場してます。コミュニケーションがテーマです。
 皆様の参加をお待ちしています!
コメント
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