本番前夜

　てなわけで、日曜日の最終稽古の前、旧（仙台）十月劇場の女優で名作「又三郎」で賢治の妹役をやったAYOと１０数年ぶりに会う。
　下北沢で稽古前にお茶♪
　彼女は結婚して東京在住。１０数年前夫君とストライプハウス美術館（当時）での公演に来てくれたことがある。
　話はつきない。
　そして、一緒に稽古場へ。佐藤照、渡部美保夫妻も再会を喜んでいた♪
　お土産のイチゴとカツサンドがすげ～美味かった。
　ありがとうAYO♪

　稽古は、前日だというのに、ああ大変。（特に自分だ！）
　夕方、表参道の銕仙会に移動。舞台での最終稽古。

　とにもかくにも佐藤夫妻も自分も終電で帰宅。　
　今夜は特別、グリーン車で帰宅。
　渋谷駅で買ったおにぎりと笹かまぼこをもくもくとかじりながらワンカップ大関♪
　ちょっと落ち着いてからメールの嵐。
　自分は幸せだ。
　「明日行くよ」メールがばしばし入ってくる。本当にありがたい。

　グリーン車の車内販売お姉さんに飲み物をお願いした。そして彼女は、ついに来なかった。
　自分は千円札を握りしめて待っていたんだけどな。大船から東逗子まで。
　これってわしが泥酔してると判断されたということなのだろうか？
　それとも。。。
　
　東逗子駅からウォッカソーダ飲みながら、歩いて帰宅。
　思った以上に神経がとんがっている。
　今日の通し稽古で相手役スセリヒメの美香ちゃん（坪井美香）を、なんの打ち合わせも無く、ぐいと抱きしめてしまった。
　いよいよ、芝居の深みにはまって行きそうな♪

　このシーン、かつて別の演出で、こないだ会った現在大津市在住の夏江和希さんとやったんだよな。
　なぜ同じ役がふられるんだろう？
　あのころは（３０代前半で）夏江さん背負って叫んでたけど、今は無理か。。。