たけちゃん活動・生活日誌

県議としての活動に追われてきましたが、引退後の生活の様子や、感じていることを発信しています・・・。

並行在来線存続への支援要請

2011年09月18日 | 長野県議会

並行在来線存続への支援要請を行いました。


 9月16日(金)は、並行在来線(既存のしなの鉄道含む)への新たな支援策について国へ要請に行きました。
 というのも、国があらたに打ち出した鉄道・運輸機構の「特例業務勘定」からの貨物調整金制度の拡充等による並行在来線支援策は、貨物輸送が少ないしなの鉄道にとっては、他と比較し大変不利な制度であり、新たな支援策が必要であることを、国の来年度予算編成が本格化する前に、要請しておくことが重要であると判断したからです。
 午前10時から衆議院第1会館の中島隆利議員(社民党のこの問題の担当)の部屋で行われた要請には、長野からは私のほか荒井武志県議、中川博司県議が参加し、中島隆利議員同席のもと、国土交通省鉄道局 総務課 貨物鉄道政策室の課長補佐や同財政課 地域鉄道支援室の企画官、同幹線鉄道課の専門官の皆さんが対応してくれました。
 私達の要望に対し国土交通省の皆さんは、これまでの経緯や現状、貨物調整金制度等について詳しく説明してくれた上で、「しなの鉄道については貨物が少ないことを、十分認識しており、放っておけないと思っている。長野以北の開業までには、別の支援策はないか検討している。」趣旨を答えてくれました。
 また、新たな貨物調整金制度による各鉄道会社へ支払う金額の試算はいつ頃出されるか、しなの鉄道への具体的な支援策が決まる時期はいつ頃かの私の問いに対しては、「現在、新たな基準による試算を、それぞれお願いしており、その後、それぞれの実績を見て検討し、判断することになる。」趣旨を答えました。


 並行在来線に関する要望の後は、場所を同議員会館の吉泉秀男議員の部屋に移動し、農政林務関係の社民党の担当である同議員に、長野県議会の農政林務委員である荒井・中川両議員がまとめた、野生鳥獣被害対策への予算拡充や原発事故による風評被害の損害賠償対象に長野県も入れること等々、多くの要望を行いました。
 これに対し、吉泉衆議院議員は丁寧に対応して頂き、所属する農林水産委員会等で取り上げてくれるとのことでした。

 この日は、午後からは会期延長のための衆議院本会議もあり、多忙な日でしたが、時間をとって下さったことに感謝しました。

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