たけちゃん活動・生活日誌

県議としての活動に追われてきましたが、引退後の生活の様子や、感じていることを発信しています・・・。

議会の活性化

2008年05月28日 | Weblog

質問・質疑の登壇数でも

   長野県議会が全国トップ!

 

 

 前に、全国オンブズマンの調査とランキングで長野県議会の情報公開度がダントツのトップであることをお伝えしましたが、こんどは長野県議会事務局調査課の独自の調査で、質問や質疑の本会議登壇数でも全国トップであることが分かりました。

 

 これは、全国で議会活性化に向けた様々な取り組みが模索されていますが、議員固有の権限である「質問権」がどのように行使されているのか、議会事務局調査課が全国の都道府県議会のホームページで公開されている会議録等のデータをもとに、平成19年の本会議(定例会・臨時会)での代表質問・一般質問・質疑・関連質問等を対象に登壇数を調査した結果(再質問や一問一答等複数登壇しても1回でカウント)分かったものです。

 

 調査課が発行している「調査レポートNO21」の「議員定数一人当たりの年間質問・質疑登壇数全国順位」によると、長野県議会は登壇議員数174人で、これを定数58人で割ると議員一人当たり平均年3回登壇したこととなり、両方とも一位でした。

 

 

 2位は、鳥取県議会の一人当たり年2.97回(登壇数計113回)、3位は長崎県議会の2.89回(登壇数計133回)、4位は沖縄県議会の2.58回(登壇数計124回)、5位は滋賀県議会の2.45回(登壇数計115回)となっています。

 

 また、全国平均は一人当たり年1.22回(登壇数計72回)、最下位は秋田県議会の0.41回(登壇数計25回)となっています。

 

 この調査結果について、調査課では「意見書・決議の可決件数2年連続全国一位と共に、議員の職責を果たすために本県議会が取り組んでいる姿勢を明確に表す証左(客観的なデータ)と言える。」と評価しています。

 

 長野県議会事務局の調査課は、議会の調査機能を高めるために、数年前に職員数が増員されましたが、今回紹介した時々の課題を独自に調査し議員に提供する「調査レポート」をはじめ、県政全体の課題を総合的にまとめた「長野県政論点インデックス」など大変参考になります。

 



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