「本当に、これで良いの?」
麻生総理大臣は、「都議選の結果は国政に直接、関係せず、景気対策を最優先に取り組んできた政治姿勢について国民に信を問いたい」として、21日にも衆議院を解散し、来月30日を投票日とすることで与党の幹部と合意したと報道されました。
しかし、自民党内部には麻生総理では選挙は戦えないという議員の動きもあったことから、この決断に対し自民党内部から反逆が起こり、総理を替える動きが活発化するのではないかと思いましたが、憲法に定められた総理の解散権が与党幹部と合意されたことから、ほぼまちがいなく解散総選挙の時期は確定したと言えます。
でも、これまで先の参議院選挙で、自民党が独自に行っていた世論調査(一番調査対象が多く正確)で自民党が不利との判断から投票日を先送りし、今回の総選挙の時期についても世論調査の結果、自民党が不利であったことから今日まで解散時期を先送りして来た経過からすれば「本当に、これで良いの?」と思っているのが自民党議員の本音ではないでしょうか。
新聞報道によれば麻生総理は「状況が悪い中で選挙しなければならない。都合のいい時ばかり選挙ができるわけがない。選挙とはそういうものだ。」とし、自分への「批判は承知しているが、辞職して投げ出す無責任な態度はとるべきではない。歯を食いしばっても頑張らなければいけない。」と述べたと伝えられました。
「政権の座」にしがみつくために「何でもありき」の自民党も、いよいよ追い込まれ麻生総理の「メンツ解散」又は「プライド解散」以外に選択肢はなかったということでしょうか。
いずれにせよ、政権交替をかけた総選挙の日程が決まりました。
社民党がこの選挙戦で、二大政党の対決の中で埋没しないよう全力を尽くさなければなりません。
それにしても、麻生総理がこれまで解散時期を明確にしなかったことから、日程が様々組まれていて緊急の会議を招集されても出席することが出来ません。
しかし、選挙日程を視野にスケジュールを見直し、全力を尽くしたいと思います。
「日本ブログ村」のブログランキングに参加しています。クリックしてご支援をお願い致します。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます