Days of taco

やさぐれ&ヘタレtacoの日常と非日常

モモピタから遠く離れて

2007年09月08日 | 日々、徒然に
朝は雑用をこなし、
昼から仕事場に行き、原稿を少し書く。

そのあとI君と新宿で待ち合わせて、ブツの受け渡しをする。
「忙しいねー」的な会話をする。
聞けばI君、ずっと仕事場にこもっていて、
久しぶりに打ち合わせで新宿に出て新鮮ですよ、とのこと。

ゆとりのある仕事をしたいねー、
と言いながらI君と別れて恵比寿へ。

L誌のK編集長と待ち合わせて、これまたブツの受け渡し。
自転車で恵比寿駅の改札に
さっそうと現れたK編集長だったが、
少々お疲れの様子。
抱えている仕事の話などを聞く。大変そうだ。

恵比寿から神保町に移動。
東京堂書店で3冊ほど本を買う。
そういえば髪が伸びたな、
と思い、通り道にあった千円カットの理髪店に行く。
先客がいたので、しばし待つ。
ベンチの脇に雑誌が置いてあったのだが、
なぜか「LEON」だった。
千円カットの店に来るような客は、
絶対「LEON」なんか読まんだろう、
と思いながら、パラパラとめくる。

どうやら「ちょい悪オヤジ」のトレンドは、
モモピタ、らしい。
モモピタとは、
太股にぴっちりしたジーンズをはきこなすことらしい。
そうなのか、と感心することしきり。

実は「LEON」という雑誌は初めて読んだ。
自分とは180度離れたクラスマガジンだと思っていたが、
妙なボキャブラリーを駆使した文章に思わず吹いてしまう。

僕の順番が来た。
テキパキと僕の髪を切るオヤジ。
オヤジはちょい悪ではない、もちろんモモピタでもない。

モモピタ。
モモピタ。
頭の中を、この言葉が錯綜する僕だった。
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生きてるだけで、なにより

2007年09月08日 | 日々、徒然に
今日は仕事場で原稿を書いたり
企画書をつくったりとデスクワークの日。
ちょっとスパンが長めの仕事を成立させるべく、
いろいろとMACの前で考える。

大学時代の先輩のお父さんが亡くなったとの知らせが入る。
それで久しぶりに同期の連中と電話やメールで連絡しあう。
最近は訃報でもないと、学生時代の連中とは連絡しない感じだ。
先輩には申し訳ないが、仕事で告別式は出られず。
代わりに「後輩一同」で弔電を出す。

今回のことでわかったのは、
なんとかみんな生きているということだ。
便りの無いのが良い知らせ、というが、
みんな無事で、良かった。
と、この平和な日本にいるにも関わらず、そう思う。

台風は去ったはずなのだが、
どうもすっきりしない天気で、風も強く、
夜になった今、窓を開けていると、寒い。
これからは台風が来るたびに涼しくなっていくのだろう。



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たぶん美人だが言うことは言う

2007年09月07日 | 日々、徒然に
原稿が終わった。
といっても明日の締切分だけだが。
そうはいっても、とりあえず仕事がひとつ終わるとめでたい。

最近はすっかりライター仕事が増えてしまった。
正確に言うと、本来、僕は編集者だから、
ライティングは仕事の一部、である。
のはずである。

編集者としての筋肉を最近あまり使っていない。
そろそろ、そちらの筋肉を動かさないと。

今朝はM歯科に行った。
僕の顔を見てにっこり笑うマスク姿の先生(たぶん美人)。
彼女は僕の口の中をのぞき、
怪訝な表情をするのだった。

「とりあえず、レントゲン撮りましょうね」

と言い、僕をレントゲン室に連れて行くのだった。

仕上がった写真を見ながら、先生(たぶん美人)は、

「詰め物が取れて、歯に負担がかかってますね。痛いでしょ?」と。
はい。確かに痛いです、と答えると、
負担のかかっている歯の根っこに炎症があるらしく、
治療にはかなり時間がかかると言われる。

「2か月は通っていただかないと」
と、曖昧な笑みを浮かべる先生(たぶん美人)。

腰の次は歯。
歯の次は何だ? 
と自問自答しながら仕事場に向かう僕であった。
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A hard rain's a gonna fall

2007年09月06日 | 日々、徒然に
台風である。
関東地方直撃、である。
雨より風がすごい。

大変な状況になっているらしい。
しかし、締切は待ってくれない。
台風であろうと、ハリケーンであろうと、
原稿は書かなくてはならない。

子供の頃は台風が大好きだった。
風や雨が激しくざわめく感じがドキドキしたし、
なんといっても学校が休みになるのが嬉しかった。

オトナになると、台風はあまり嬉しくない。
台風だから締切が延びました、なんて言われてみたいものである。

ニール・ヤングの「ライク・ア・ハリケーン」や
ディランの「激しい雨が降る」を聞きながら原稿を書くか。ふう。

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突然の訃報

2007年09月05日 | 映画など
佐藤真監督が亡くなった。
『阿賀に生きる』『Self and Others』『花子』
『エドワード・サイードOUT OF PLACE』などの作品群が頭に浮かぶ。

ドキュメンタリー監督としては、
『ゆきゆきて神軍』の原一男監督に匹敵する実力の持ち主で、
いつか取材したいと思っていた人だ。
インタビューが可能だったタイミングもあり、
なぜ、あのときしなかったのかと後悔。
そのうちお会いできるだろうと思っていた。後悔先に立たず。

『阿賀に生きる』の、
あの第二水俣病に冒された老人たちの幸せな顔。
あれは映画の奇跡のひとつだと思っていた。

会いたいと思った人には会わないと駄目だ。

 阿賀に生きる(1992)
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ブッシュはやさぐれてないと思う

2007年09月05日 | 日々、徒然に
鍼のおかげで、かなり体が楽になった。
その勢いで原稿を書いたり、電話で打ち合わせをしたりして、
夕方は銀座のとあるホテルで取材。

大統領暗殺』という、
ブッシュ大統領が暗殺されてしまう、
フェイクドキュメンタリーを作った、
ガブリエル・レンジ監督に話を訊く。
イギリス出身の紳士であった。

こちらの質問ひとつひとつに、
誠実に言葉を選んで(英語だが)答えていただく。
通訳さんが入るので、インタビューの内容は通常の半分の量となる。
今日は40分ぐらいだったので、実質20分か。短い。

そんなジレンマを感じつつ、終了。
カメラマンさんに「ちょっと呑みにいきますか?」と
お誘いを受けるが、仕事があるので、断念。うう。

明日と明後日に一本ずつ原稿の締切がある。
鍼の効果で、何とか乗りこえられると思ったら、
今度は歯が痛くなってきた。一難去ってまた一難。
先週、詰め物が取れた影響だ。
明日M歯科に行く。それまでの辛抱だ。

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taco, the hedgehog

2007年09月05日 | 満身創痍な
F接骨院に行く。
マッチョなT先生は、僕の顔を見るなり。

「腰ですね」とひと言。
わかるのか。僕のこの腰が。

僕の腰に容赦なく何本もの鍼を打つマッチョなT先生。
ずーん、という衝撃が体中に広がる。
痛いというか、重いというか。微妙な不快感。
首、肩、背中などにも複数の鍼が打たれ、
ハリネズミになった気分で、しばらくじっと我慢する。

「どうですか。楽になりましたか?」
と笑顔(でも目は笑ってない)のマッチョなT先生。
なんとか、と曖昧な笑顔(でも目は笑ってない、たぶん)でこたえる僕。

今日も夕方から取材だ。頑張ろう。
鍼の効果は…まずまずかな。


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暑い日に熱いメッセージ

2007年09月04日 | 日々、徒然に
午前中は飯田橋で取材。
割と早く取材は終わり、仕事場へ。
テープおこしやら、原稿書きやら、
電話連絡やらメールの返信に追われる。

Y君から暑い、いや暑いメールが届く。
彼はロック好きの好青年なのだが、
ブルース・スプリングスティーンの新譜が出るらしく、
そこからのシングル第一弾が

ヤバすぎる!!!!!!!!!!!!!

らしい。そうなのか。Youtubeで聞いたとのこと。
楽しみ。10月に出るようだ。
親父ロッカー、頑張るなあ。

で、聞いてみた。
おお。確かにすごい。
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きつねとカレーと言われても

2007年09月03日 | 邪悪なT君
今日は残暑だな、と思いながら、
朝から横浜で取材。
日頃あまり縁のない世界に触れることができ、
いろいろと新鮮な驚きが。
一緒になったカメラマンさんとは初対面だったので、
名刺交換をしたら、そのカメラマンさんは、
おそらく日本人の大半が知っているだろう、
有名人と同姓同名だった。
「よく言われるんですよ~」と苦笑していた。

取材をこなし、東横線に乗り、仕事場へ。

すると、なにやら、不穏な空気が流れていた。
案の定、邪悪なT君が曖昧な笑顔をしながら、
僕に近づいてきた。

「どひょひょ。ついに、出たんですよ。アレが」と。

動揺する僕の目をじっと見つめながら、
邪悪なT君は話を続けた。

「そう。うどん缶ですよ~。うひょひょひょ」

うどん缶、とは缶入りのうどんである。
アキバで人気のおでん缶やラーメン缶のノリ。

「なんでも、きつねうどんタイプと
カレーうどんタイプがあるらしいですよ。
どんな味がするんでしょうね~ひゃひゃひゃっ」

そりゃ、「きつね」と「カレー」の味だろ、
と突っ込みたくなる僕だったが、
きっと彼は、これまでにない、
誰も喰ったことのない味を求めているのだろう。
邪悪なT君の飽くことのない、怪しい味への好奇心。

残暑は結構、厳しい。


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Taco of the machine

2007年09月03日 | インポート
今日は一日ずっと原稿書き。
テープ起こしマシーンとして、
原稿製造マシーンとして、
ひたすらMACの前で書きまくる。

ようやく先が見えてきた。
自分で自分を褒めてあげたい。
と思ったら今週は月曜から3日連続で取材が入る。

明日は朝から取材だ。
しかも横浜。6時起きである。
取材モノって、

1 下準備
2 取材
3 テープおこし
4 原稿書き

の4段階に分かれるのだが、そのどれもが楽しい。
膨大な量の下準備をしなければならず、四苦八苦したり、
取材時のコミュニケーションがうまくいかなかったり、
インタビュイーが喋りまくり、おそろしい時間のテープを起こしたり、
ちっとも言葉が浮かばず、原稿が進まなかったりすることもあるのだが、
基本的には好きな仕事である。

だからと言って、ここまで詰まってくるのもなあ、
と少しだけ愚痴を書いてみるのだった。




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