Days of taco

やさぐれ&ヘタレtacoの日常と非日常

心の叫びが奥底から

2024年06月27日 | 日々、徒然に
それにしても「虎に翼」。
相続を放棄し、ついでに
家のしがらみも放棄した梅子さん。
その宣言をする場面の泣き笑いの凄み。
平岩紙という俳優のポテンシャルを
全国に知らしめたなあ、と。
こんな芝居、「六條ゆきやま紬」の高峰秀子が
宴席で泣き笑いをしながら民謡を歌う場面を彷彿とさせる。
と言っても誰にも伝わりませんな。
シネフィルの戯れ言ですみません。


65年の松山善三監督作。
北国の漁村にある豪農の家で、亡き夫の家業を継ぐために
奔走する高峰秀子と、彼女を陰から支える使用人のフランキー堺。
因習的で救いのない物語がたまらなくいいのです。
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