Days of taco

やさぐれ&ヘタレtacoの日常と非日常

夜の天使たちがスターダムにのし上がる

2018年01月21日 | 日々、徒然に

何度か引用したことがあると思うけど、

中島らもさんのエッセイで、

「1人の人間の一日には、必ず1人、

 その日の天使、がついている」と。

「その天使は、日によって様々な容姿をもって現れる」

「こんなコトがないだろうか。暗い気持ちになって冗談でも

 今自殺したら、などと考えていたら、

 とんでもない友人から電話がかかってくる」

「あるいは、ふと開いた画集か何かの一葉によって救われるようなことが」

「それは、その日の天使なのである」と。

 

そのエッセイのことをなぜ思い出したかというと、

長年使っていた炊飯器が駄目になって、

新しく買い換えたのだけど、それで炊いたご飯が実に美味で。

納豆と味噌汁だけで、何杯もお代わりしてしまったという。

 

たぶんお米のなかに、ご飯のなかに天使がいたのだろう。

新しい炊飯器が、天使を呼んでくれた、とも言える。

だが、しかし。焼きそばのなかにはいない。

いないったら、いない。

 

 

コメント
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