Days of taco

やさぐれ&ヘタレtacoの日常と非日常

ヘタレで何が悪い

2018年01月03日 | 日々、徒然に

ライアン・ジョンソン監督

「スター・ウォーズ最後のジェダイ」を見る。

アクションに次ぐアクション。戦闘に次ぐ戦闘で、

2時間35分を一気に見せ、お腹いっぱいなところでエンド。

というか、先は続くのだけど、

そうか、そういうテーマなのかと思いながら見る。

 

 

あのルークが、つまりはマーク・ハミルが

年老いていることに驚く。久々に顔を見たということもあるのだろう。

永遠の青二才というイメージがぬぐえないわけで。

そんなルークがR2-D2やC-3POと再会した場面、

1作目からSWを見ていた人ならきっと感極まることだろう。

 

ともあれ、本作は、

ジェダイの力に目覚めたレイと、

かつてルークの弟子となりながら、

ダークサイドに落ちたカイロ・レン。

明と暗が分かれた二人が共鳴し合いながらも、

対立していくところが見どころだと思う。

 

だが、しかし。

カイロ・レン君、ヘタレ過ぎませんか。

祖父がダースベーダーで、両親がハン・ソロとレイア姫。

そして叔父で師匠がルーク。

宇宙を代表する(?)錚々たるメンバーの血統なのに。

タナボタ的にファーストオーダーのトップとなるが、

どんなに力を掌握しても、ガクガクブルブルなメンタリティ。

そのヘタレぶりは、レイア姫に

叱り飛ばされていた小心者のC-3POと変わらないんだけど、

そのあたりの人間臭さがたまらなく、いい。

 

レンを演じるのはアダム・ドライバー。

スコセッシやノア・バームバック、ジャームッシュの映画などで

存在感を示す俳優さんだけど、このレン役がベストだなあ。

 

アフリカ系のフィンと

アジア系のローズのコンビが活躍するところも

多民族的な魅力にあふれたSWらしさが出ていると思うし、

ベニチオ・デル・トロや、ローラ・ダーンなど、

何気に豪華な新キャストの芝居も楽しめたというか。

続きはまた2年後かなあ。2020年か。それまで生きていないと。

 

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まっすぐな眼差し

2018年01月03日 | ストレイキャットブルース

正月だからといって、浮かれてんじゃねえ。

と言わんばかりの眼差し。

ちょっと挨拶しようと思っただけですよ。

睨まなくてもいいじゃないですか。正月なんですから、

と言ったら、さらに眼光は鋭くなり。

 

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