Days of taco

やさぐれ&ヘタレtacoの日常と非日常

腰と叙情

2018年01月18日 | たまには音楽でも

フリート・フォクシーズ JAPAN TOUR 2018

@Zepp DiverCity Tokyoに行く。

前回の来日が2012年だから6年ぶり。

 

このバンド、てっきり解散したんじゃないかと思っていたけれど、

昨年、新譜「クラックーアップ」を出して、

それがまた唯我独尊というか、

ある種文学的な香りを醸し出す仕上がりとなっていて、

このバンドの進化ぶりがうかがわれたというか。

 

 

前回とくらべても、演奏も歌も力強い。

フォーキーで叙情的な楽曲がこのバンドの特徴なのだけど、

演奏される楽器の音のひとつひとつ、

歌われる言葉のひとつひとつにパワーがある。

フロントマンのロビン・ペックノールドは

前回のライブでは、求道者みたいな佇まいで、

近寄りがたい雰囲気があったけど、

「コンバンワ! 元気デスカ」とやたらに明るくて躍動的。

 

新譜がメドレーというか、組曲的な感じで、

曲が途切れない作りだったので、今回のライブでも

そのスタイルを踏襲していると思われ、

キラーチューンで盛り上がるんじゃなくて、

俺たちの演るものを、ひとかたまりとして受け取ってほしい、

そんな思いが伝わってくるようなライブ。

 

Zepp DiverCity Tokyoなので、

当然スタンディング。ということはずっと立っているわけで、

腰の状態が死線をさまよってしまったのだけど、

それはまた別の話。

 

コメント
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