Days of taco

やさぐれ&ヘタレtacoの日常と非日常

すこしふしぎな

2024年09月12日 | 読んでいろいろ思うところが
柴崎友香「わたしがいなかった街で」(新潮文庫)を読む。
淡々とした日常のなかに、ふと湧き出てくる違和感。
そんな小説とか文学はたくさんあるんだろうけど、
本作は主人公が体験すらしていない
過去の戦争と、その時代を生きた未知の人々へ
思いを馳せながら生きていく現代の女性の物語で、
なんとも不思議な味わい。


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