Days of taco

やさぐれ&ヘタレtacoの日常と非日常

ダサいロックで何が悪い

2007年01月23日 | たまには音楽でも
ニール・ヤングの新譜
ライヴ・アット・ザ・フィルモア・イースト
を聴きながら仕事。
70年の録音とのことだが、古びないな、この人。

Neil Young and Crazy Horse "Live at the Fillmore East"

誰かが言ってたのだが(えのきどいちろう、だったと思う)
どうもロック界のちょいワル親父はエリック・クラプトンで、
クラプトンに憧れる中年男は多いらしいのだが、
同じくちょいワルっぽいニール・ヤングは、
ちょいワル親父に憧れる中年男にはまったく人気がないそうな。
確かにクラプトンってカッコいいからな。ギターもボーカルも。
ニール・ヤングは、見た目も野暮ったいし、
なんだか曲も暑苦しいしな。

ダサくて洗練されていないロック。
スマートとはほど遠い、頑固なロック。
か細い声で力を振り絞って歌い、ギターをかき鳴らすロック。

でも、僕はそんな親父になりたい。
ちょいダサ親父でもいい。ダサいロックを奏でたい。
そんなことを思いながら、仕事をしつつ、聞く。
「ダウン・バイ・ザ・リバー」。哀しい曲だ。滲みる。
コメント (2)
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