Days of taco

やさぐれ&ヘタレtacoの日常と非日常

キャッチコピーが踊っている

2007年01月10日 | やさぐれ男のつぶやき
今日の「週刊新潮」の吊り広告。

「禁断の愛」DVDに出演した妹は
「近親相姦」に怯えていた!

例の、妹を切り刻んだ歯科医の次男についての記事だ。
「禁断の愛」DVDとは、
『くりいむレモン プールサイドの亜美』。
兄と妹の禁断のラブストーリーの実写版だ。
元はアニメだったこのシリーズが、
いつのまにか実写シリーズ化されていたとは。

実写版『くりいむレモン』の第一作は、
『リアリズムの宿』や『リンダリンダリンダ』の山下敦弘が監督。
主演は水橋研二だった。
超えてはいけない一線を越えてしまったドキドキ感を
固唾を飲んで見た記憶があったし、いい出来だったと思う。
そういえば、この実写版のDVDが出たときに、
妹役の村石千春さんの取材原稿をまとめたこともあった。
そんなこんなで、『くりいむレモン』実写版は侮れない、と思っていた。

そのシリーズに、あの妹が出ていたとは。
僕は見ていないのだが、どんな役で出ていたのだろう?

確かに、被害者は「妹」だ。
そして加害者は「兄」だ。
それと『くりいむレモン』とは何の関係もないと思うのだが、
「兄」「妹」というキーワードが見事に一致しているので、
「週刊新潮」のキャッチコピーはまさに踊りまくり。
読者に良からぬ想像をさせて売るためには、
まさに「上手」なコピーかもしれない。

そうやって死者を辱めて、さらに加害者を貶める。
それを面白いと思う人は、たくさんいるのだろうか?



コメント (2)
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