桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

ふと思い出したこと

2022-07-03 | Weblog
まだ小学生のときだった。夏に近いころにズル休みをした。昼飯が無かったのか、何かの支払いを持って行けなかったのか、もう忘れたが、暑い家の中で寝ていてラジオを聴きながら、たたボンヤリと時を過ごしていたことがある。
久し振りに風邪を引いて、何とか平熱に戻ってコロナでなかったことで一安心だが、今日は大事をとって飯以外は寝ることにした。
寝室にはテレビはない。ヒメが動いて立てる音と扇風機のリズミカルな音を聴きながら、あの小学生のときのズル休みの日を思い出した。
あれから65年もの歳月が過ぎて、誰にも負けないドラマチックな人生の時を重ねて生きて来たが過ぎてしまえば夢のような時間だ。
俺なりに人生を理解し、生きる思いを堪能して来たつもりだが、まだ風邪の倦怠感が残るのか、夢の間の人生の儚さを、この65年の間に消えて行った親しかった皆さんの命に感じてる今日だ。
あの小学生のときも、こんな想いだった気がするなぁ。

これが記者会見場

2022-07-03 | Weblog
風邪を引く原因となった記者会見場の写真を見ると長袖を着ている人もいる。
コロナで1社の代表撮影者は高い位置で半袖だったのかも知れないが、皆さん、長袖だったねぇ。 
ホントに寒かったものなあ。

油断

2022-07-03 | Weblog
冷房での風邪症状は一晩で回復したと思い、油断したせいか、昨日は、また熱が上がり、7度5分。頭か痛いし、腹の筋肉なども痛い。見動きするのも億劫な倦怠感。ぶり返した。
連れ合いは病院、コロナ検査に行けと言うが、これまでに体験した風邪症状としか思えなくて、とにかく寝た。
昼間は、何度、検温しても変わらなかったか、夕方、子供たちが公園で楽しそうに遊ぶ声を聞きながら眠って起きたら、少し下がり、晩飯を食べて寝て9時過ぎに起きたときは、また平熱になった。
今朝も平熱。考えれば普通の風邪だって一晩では治らない。それを回復したと思って油断の行動がぶり返しを招いたのだろう。
今日は同じ轍を踏まないで休養だ。
でも、この発熱で不思議なことが起きた。
直腸がんが原因で尻が痛むようになっていたことからジクトールテープという痛み止め貼薬を常用していた。怠くて痛みも感じなかったことから貼らないで寝たが、尻に痛みは無ぃ。痛みが消えた。
昨日も、今日も痛みが無くて、なぜだぁ?だよねぇ。
もしかすると熱に弱い癌。崩れ始めていたところに発熱。一気に弱体化して痛みも消えたのかと思うが、さて?
得れば失い、失えば得る、それが俺の人生体験だが、何があっても、総てが悪いことにはならないものだと、また感じた風邪だったね。