桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

今日の収穫

2022-07-06 | Weblog
今日は枝豆を収穫。
トウモロコシも、もう食べられるモノが何本かありそうだが、今日は2本だけ。 
有り難いけど、毎日、収穫出来る胡瓜は持て余すなぁ。
贅沢な話だよね。 
枝豆でビール。今夜は禁を破って家で飲もうかと思ったが、2時過ぎから猛烈な筋肉痛になった。
右腹部、肝臓の下辺りなのだが、布団に入っても風呂に入ってと収まらない。
で、検温したら、また熱が7度3分。いゃあ夏風邪はしつこいなぁ。

食べ始めた 

2022-07-06 | Weblog
夏野菜が実り始めた。 まだトマトは育たないのだが、胡瓜は順調。昨日は5本の収穫。
弦の辺りが変な色になっているが、立派な胡瓜だ。
胡瓜は食べるにも限度があるので、これからは何方かに食べて頂区とこになるかな。

23年

2022-07-06 | Weblog
連れ合いと結婚して23年になる。
風邪での体調悪化で、その夜は馴染みの蕎麦屋へ行けるかどうか、かなり危ぶんだが、コロナでないことが判って生ビールを飲みながら蕎麦を食べて来た。
23年、山あり 谷ありの闘いを背負って過して来たが、あの結婚が俺の輝く勝利の人生が始まっただったと、改めて感じる。
1年で捨てられてもいいじゃない、祝う会には参加出来なかった佐藤光政さんが東京で食事をご馳走してくれたときに言っていたなぁ。柴田弁護士夫人は、後日、私には桜井さんを選ぶ恵子さんの気持ちが判らないと言っていたほど、俺たちは不釣り合いだった。初めて連れ合いが利根町の家に来てくれたとき、掃き溜めに舞い降りた鶴だった。両手に野菜などの買い物袋を下げた彼女の姿が、今でも目に浮かぶ。
これまで連れ合いが感情的になったり、怒ったりしたことは1度たりとも無い。
光政さんと同じに祝う会には参加されなくてメッセージを下さった作家の佐野洋さんは「今日の新しい記念日は、これから続く再審開始決定記念日、再審勝利記念日の始まりになるだろう」と言って下さった。本当に恵子さんと一緒になれたからこそ、俺の勝利はあったのかも知れないと、あれこれと感じることもある。
布川弁護団、布川守る会、俺は素晴らしい人様との出会いを得たが、連れ合いをもだ。
有り難いねぇ。
佐野洋さんのメッセージには国賠勝利記念日はなくて、さすがの推理作家も、そこまでは推理出来得ないほどに俺の闘いは完全勝利だったのだが、最後が「再審法改正記念日へと繋がる夢が広がる」と書かれている。
俺の成すべき使命の書かれた佐野洋さんのメッセージを想いながら細やかな祝いの食事をした夜だった。