桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

油断

2022-07-03 | Weblog
冷房での風邪症状は一晩で回復したと思い、油断したせいか、昨日は、また熱が上がり、7度5分。頭か痛いし、腹の筋肉なども痛い。見動きするのも億劫な倦怠感。ぶり返した。
連れ合いは病院、コロナ検査に行けと言うが、これまでに体験した風邪症状としか思えなくて、とにかく寝た。
昼間は、何度、検温しても変わらなかったか、夕方、子供たちが公園で楽しそうに遊ぶ声を聞きながら眠って起きたら、少し下がり、晩飯を食べて寝て9時過ぎに起きたときは、また平熱になった。
今朝も平熱。考えれば普通の風邪だって一晩では治らない。それを回復したと思って油断の行動がぶり返しを招いたのだろう。
今日は同じ轍を踏まないで休養だ。
でも、この発熱で不思議なことが起きた。
直腸がんが原因で尻が痛むようになっていたことからジクトールテープという痛み止め貼薬を常用していた。怠くて痛みも感じなかったことから貼らないで寝たが、尻に痛みは無ぃ。痛みが消えた。
昨日も、今日も痛みが無くて、なぜだぁ?だよねぇ。
もしかすると熱に弱い癌。崩れ始めていたところに発熱。一気に弱体化して痛みも消えたのかと思うが、さて?
得れば失い、失えば得る、それが俺の人生体験だが、何があっても、総てが悪いことにはならないものだと、また感じた風邪だったね。

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