桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

そのまま信じる?

2022-07-20 | Weblog
安倍晋三さんが亡くなって葬儀のときに、その車列を見送る沢山の人がいた。叫んだり、涙を流したりしていたが、俺は素直には信じられないな。
まぁマスコミの忖度で安倍晋三首相の真の姿を理解しない盲従者やネットウヨクなどの支持者もいて、それなりに反応する人はいるだろうけど、今、邪教統一教会の策謀と、それを受け入れて来た自民党、それに安倍元首相を思うと、あの中には、どれくらいの統一教会や電通などの動員者がいたのかと思えてしまうね。
奈良の事件現場の献花の数は10万だとか言われて、茂木幹事長は、その数を国葬の支持者のように言うが、あれにも統一教会の得意な動員があるんじゃないの。
生きることに悩んだり、苦しんだりしている日本国民を喰い物にして金を巻き上げる統一教会。その金を献金や秘書派遣などで受け取り、統一教会の活動を許して来た自民党。その始りは笹川良一からの繋がりで岸信介だ。岸信介が統一教会を日本に招き入れた張本人で、その孫が安倍晋三。首相当時から統一教会との繋がりを持っていたのに、この繋がりを、なかなかテレビはストレートには語らない。自民党の茶坊主が多いコメンテーターも、その辺りの話になると、必死に話を逸らそうとする。元検察官、中央大学教授とかの野村修身などは、その筆頭だよね。
親の因果が子に報い、とか言葉もあるが、山上青年の動機は明確だし、その動機に誤りもない。安倍晋三が銃撃されたのは逆恨みや誤った考えではなくて、至極当然の怒りだろう。
今回の安倍晋三の銃撃死に纏わるニュースの多くを、そのままストレートには信用出来ないと思うのは、関わる統一教会の怪しさとマスコミの危うさが重なるからだ。