桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

前途多難

2012-06-28 | Weblog
今日は、龍谷大学で話をするために京都行き。予定通りに水戸を発って京都に向かったが、電車は土浦駅でストップ。
佐貫、牛久駅間で線路陥没が発生とのこと。
大して雨も降らないのに、どうなってるやら。
授業は15時から。東京駅発12時半辺りので行かないと間に合わないため、急遽、つくばエックスプレスに移動したが、これから秋葉原へ行くのだから、果たしてどうなりますか。
いゃあ、常磐線は、色々あるなぁ。

本日も検察庁に異常なし!

2012-06-28 | Weblog
東京地検特捜部による捜査報告書捏造事件で、既に報道されている通りに、減給処分、依願退職で一件落着だった。
実に目出度い!
昨日は、その記者会見だったというが、今日の新聞は、まあまあ批判していた。
当然だろう。
田代検事の偽造調書は、1問1答形式だったそうで、これが「記憶違い」とは、普通に調書の取り方を知る人間ならば、絶対にありえないと判るだろう。誰が捜査報告書を書いたとしても、1問1答ならば、その場面を思い出して書くだろう。何か月前のことだとしても、実際に石川議員が言わなかった言葉を、どのような場面として思い出して書いたと言うのだろう。田代検事が、いかに狂った人間だとしても、少なくても取り調べを日常としていた人なのだ。
バカバカしい。
もし、石川議員がこのような供述をしていたならば、「その供述」を求めて調べをしていたのだから、すぐに調書を作ったろうし、捜査報告書も作成したはずで、徹底的に検察庁の弁解は馬鹿げている。
昨年の笠間検事総長の「検察の理念公表」も国民を舐め切っていたが、今回も馬鹿に仕切っている、「どうせ国民など、検察庁が言えば収まる」と。