桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

さすが自衛隊

2012-06-23 | Weblog
自衛隊のイジメ自殺の国賠裁判で、国側の代理人をしていた三佐が、存在しないと否定した資料が「存在する、見た」と告発した。そして、自衛隊が、これまで「存在しないと言ったのは間違い」と認めた。
偉いねぇ、この三佐。
国を守る意識は、命を守る意識だ。そうでなくてはならないが、「行政が嘘を言ってはならない」と語ったらしい、この三佐の意識の気高さには敬意を表したい。
これは当たり前の話だが、残念ながら日本では当たり前ではない。国と言う国民の生きる手段が存在目的になってしまい、あたかも国の下に国民があるごとくに錯誤した輩は、国を守るために嘘を連発している。
変えなければならないよね、この三佐のような人たちを増やして。