桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

偉いなぁ、この朝日新聞記者!

2012-06-18 | Weblog
今朝のブログに書いた橋下徹の女性記者にキレた動画を見た。
巧いなぁ、この口。
俺は条例を作っただけ、命令を出したのは教育委員会、俺の責任ではない。
何にも判ってない、と嘲笑する、この姿。
これが市民を護る市長、政治家の姿かなぁ。
タバコポイ捨てと心の中は違う。思想信条は自由、君が代を唄うか、唄わないかは、思想信条の自由。
橋下が条例を決めたのは、そうしたいから、ね。
しかし、こう口の巧い政治家ってか、政治屋、怖いねえ。
この巧言に抗した朝日新聞女性記者、偉いなぁ!
大丈夫、こんな巧言令色、日本統治、出来る?

橋下徹が殺される

2012-06-18 | Weblog
今でも、ときどき俺を取材に来る記者がいる。その記者たちから漏れて来る橋下評は、こちらも詳しく聞くわけではないが、短い言葉に厳しいモノばかりだ。茨城県にいる記者にさえも伝わる悪評の中身は、石原慎太郎と同じ傲慢と高慢が生み出す独善が作り出すモノなのだが、1番は巧みな口で反撃する記者罵倒にあるらしい。
今日の赤旗に、その1部が「失礼なんは、あんたやがね!」と公表されていた。記者の質問に橋下が逆質問し、記者の答えが間違えたからと、鬼の表情で激昂したのだと言う。
失礼の中身は、物議を醸した君が代斉唱問題で質問した女性記者に、「誰が斉唱命令したのか」と橋下が逆質問し、記者が「教育長」と答えたのが「違う、教育委員会だ」と怒ったらしい。
ところが、調べて見ると、斉唱命令は教育長名で出されていて、「失礼なんは、あんたやがね」と反撃になった訳だ。
政治家樽者が記者会見で逆質問して、その上に間違って激昂するなぞ、あり得ない。記者は逆質問を恐れてる状態らしいが、政治家は説明する義務があろう。記者は、何でも判る必要はない。判らないから質問してる、貴方は質問に答えれば良い!と、厳しく指摘すれば良いのだ。
人格未熟、橋下は、それに尽きる。未熟な人格が政治を為し得るはずはなく、所詮野に置け蓮華草だ。
こんな橋下に対して、未だに幻想を振り撒くマスコミはあって、今週の週刊現代は「橋下徹が殺される」とかやってる。
橋下が、何をしようとしているか、見えないのだろうか。彼の政策は弱い人苛めばかりではないか。殺された方が社会のためになるだろうに。