ショウジとタカオ

俺達の映画の劇場公開が始まった。
この映画、何度も見に来て下さる人がいるのが不思議だし、見てくださった人が、確実に冤罪の支援者、布川事件の味方になるのが有り難い。
でも、俺には、段々と不満が出て来た。
映像は、そのまま真実では無い。
二人の映像には、どこか虚像がある。
どこが虚像で、どこが不満かは書かないが、嘘の自白をして冤罪になった俺として、嘘のない生き方して来たつもりの映像なのに、「これは虚像になってしまう」と思えるのが納得できないのだ。そこがどこかは、ぜひ映画館で御覧下さい。

良く言うよ

石原慎太郎が、今度は調子に乗ってる。
海江田大臣が被災地で活動する消防に、「速やかにやらないと処分する」と発言したらしいが、まあ言うべきでない言葉なのは子供でも判る。それが判らないのが民主党大臣の資質。その程度なのだ。
だからと言って、その言葉を捉えて石原慎太郎に語る資格はない！
アンタは、もっと酷い発言をしてないか！
アンタは、被災者に対して「天罰」と吐き捨てたではないか！
海江田の発言よりも悪質だし、アンタが政治家としとけではなく、人間として愚劣な存在だと自らの言葉は示したではないか。アンタの発言は失言ではなくて、自らを特別の存在とした、他人への蔑視や差別感から生む確信的な発言であることが問題なのだ。
石原慎太郎に、他の政治家を評価したり、非難する資格はない！
海江田失言を好機に自らの失地を挽回したいのだろうが、アンタの発言は消えない。消せるはずがない。
こんな人間、政治家であってはならないし、都知事であることは、日本の不幸だね。

上村検事

再審公判に立ち合った検察官の名前を、上村さん、と思っていたらば、弁護団のお一人から「違う」と指摘された。
東京高検から派遣されていたのが、永村さん、水戸地検のが、上本さん。どうも２人の名前が混じり合って「上村」になったみたいだ。
個人の正義など、全くない連中だし、決められた通りに動くロボットなのだから、上村だろうと上本だろうと変わらないが、その上本さん、転勤して、今度はどこでロボットをやるのだろうか。
永村検事は、今、千葉地方検察庁で公判部長だ。公判部長だからね。また、しっかりと証拠隠しをやることだろう。